エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! つーかホントに久しぶりじゃね? 調べてみたところ、なんと約2カ月ぶりのエナジー検証らしいぞ! ににに2カ月!? いやサボってんのかコラ!!
というワケで、超久方ぶりにエナジーをバチギメようと思うのだが、今回の対戦相手はまさかのホット専用エナジードリンク。その名も『HOTエナジー 暖』である! いや、いきなり存在が濃すぎるだろ。ブランク明けに登場していい手合いじゃねーぞ。果たしてどんなエナドリなのか?
・ホット専用エナドリ
2021年10月にチェリオから発売された『HOTエナジー 暖』。どうやら中部・関西の自販機で販売されているらしく、東京では手に入れることは(おそらく)不可能。そこで俺はチェリオのオンラインショップにアクセスし、直接エナジー購入することにした。その結果、そう……
まさかの箱買いである。
・勇者すぎ
マジかよ、こんな得体の知れないエナドリを箱で買うの怖えーよ。価格は税込3000円で、つまり1本当たり100円ということになる。まあまあ安いな。さて、さっそく箱を開けて中身を取り出してみると……え!? こ、これは……!
暖!!!!!
DAAAAAAAAAAAAN!!!!!
・謎の主張
エンナァジイイイィィィッッ! なんちゅうジャケだよ!! エナドリっていうか、これもう冬物のインナーだろ! あったかいんだからァァァァァアアア!! もはやインパクトしかないパッケージに若干ビビりつつ、まずは恒例のエナジーサーチから始めていきたい。
※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!
・サーチ結果
エナエナ(ふむふむ)。100ml当たりのアルギニンが143mgで、カフェインは28.6mgか。多くはないが少なくもないって感じだな。あと大きな特徴としてはジンジャーエキスが配合されているという点と、無炭酸であるという点が挙げられるだろう。
ホット専用なので耐熱容器に移してからレンチンする必要があるワケだが、さすがの俺もエナドリをマグカップで飲むのはこれが初めてだ。チェリオによれば500wで約50秒温めるらしい。エナエナ(ふむふむ)。それでは……エナジーウォーム!
エナーーーーーー
ジィッ!
・暖の味は?
文字通りホットそのものになって出てきた『HOTエナジー 暖』。さすがの俺も湯気が立っているエナドリを飲むのはこれが初めてだ。コーヒーをすするかのように恐る恐るエナジーテイスティングしてみる。すると……
エナ(ふむ)、なんというか……エナドリを温めたような味だな。当たり前だけど。ジンジャーエキスによるピリピリとした辛みが後からじんわりやって来る。かなり強い刺激だ。同時に体の方もじんわり温まってきたぞ。
だからエナドリっていうよりは、甘い生姜湯を飲んでいる感覚に近いかもしれないな。体が冷えている時や喉が痛い時などに飲むと特に良さそう……なんだけども。
うーん、なんだろうな……。
もしかしたらこれ……
冷たい方がウマくね?
・衝撃の事実
諸君、これはエナジー想定外である。無炭酸という点がネックではあるものの、俺的に『HOTエナジー 暖』は、冷えた状態で飲んだ方がよりエナドリらしい味わいのような気がしてウマかったのだ。ホット専用エナドリなのに、冷やした方がウマいとかどうなっとんねん。
ただその一方で、あまりエナドリが好きではない俺のエナジーワイフは温めた方が断然ウマいという感想だったりするため、このあたりは人それぞれとしか言いようがないだろう。エナドリとはかくあるべしという、俺自身の凝り固まったエナジー観も少なからず影響しているのかもしれない。
ホット専用エナジードリンク……。実にチェリオらしい挑戦的かつエクストリームな商品であった。中部・関西にお住まいのエナジーフレンドたちは、自販機で見つけたらぜひ試してみてくれ! というところで今回はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!
参考リンク:チェリオ
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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