みなさんは「ラーメン」と「ちゃんぽん」の違いをご存じだろうか? 一般的に麺・スープ・具材を別々に準備するのがラーメン、逆に麵・スープ・具材を同時に煮込むのが「ちゃんぽん」とされている。
そういう意味で、具材の旨味が強ければ強いほど ちゃんぽんは美味しくなるワケだが、2021年10月12日からリンガーハットに登場した『牡蠣ちゃんぽん』は最強の旨味系ちゃんぽんだ。ズバリ、1年で1番ウマいちゃんぽんである!
・リンガーハットの王者
昔からリンガーハットが大好き! ……ではなかったものの、国産野菜を使用するようになってからというもの、私、P.K.サンジュンは足繫くリンガーハットに通っている。野菜たっぷりちゃんぽんの「ここ数日の野菜不足がすべて解消された感」は異常だ。
それはどうでもイイとして、私は1年を通してほぼ全てのリンガーハットの新商品を食べ尽くしている。その中で激ウマ部門のTOP3を挙げるならば「あさりちゃんぽん」「冷やしちゃんぽん」そして『牡蠣ちゃんぽん』で間違いない(サンジュン調べ)。
冷やしちゃんぽんはやや変化球かもしれないが「あさりちゃんぽん」と『牡蠣ちゃんぽん』が美味しい理由は冒頭でお伝えした原理の通り。旨味の強さに関しては、全食材屈指の牡蠣が入っている『牡蠣ちゃんぽん』が美味しくないワケがない。
・スープを一層美味しくするコツ
リンガーハットの牡蠣ちゃんぽんは、マイナーチェンジを繰り返しながら数年続いている秋の定番メニュー。牡蠣ちゃんぽんが販売される1月中旬までは「リンガーハットの旬」と言ってもいいだろう。
で、今年の牡蠣ちゃんぽんは「赤白2種類の味噌の特製スープ」と「兵庫県産焼き海苔」が特徴的だ。そしてただでさえ美味しい牡蠣ちゃんぽんのスープを美味しくするコツは、ズバリ「焼き海苔」にある。
とにかく焼き海苔は、牡蠣ちゃんぽんが到着次第すぐさまスープに沈めてヒタヒタにするとヨロシ。磯の風味が加わって、スープは1段と奥深くなるからだ。海苔はそのまま食べるんじゃない、出汁と心得よう。
もちろん牡蠣もきっちりウマい! 今年は「播磨灘産」が使用されており、注文を受けてから豆乳クリームバターで焼き上げた牡蠣は「外はカリッ 中はトロッ」を実現している。それが4つも入ってるなんて……リンガーハットさん、本当にアザス!!
・飲み干したくなるスープ
とはいえ、あえて言うなら『牡蠣ちゃんぽん』の主役は牡蠣本体ではなく、牡蠣の旨味が詰まったスープである。麵・牡蠣・その他の具材を凌駕するほど、牡蠣ちゃんぽんのスープは絶品だ。
その証拠に私は毎年、牡蠣ちゃんぽんのスープだけは絶対に飲み干している。元々ラーメンなども “スープは全部飲まない主義” であるが、こと牡蠣ちゃんぽんのスープに関しては手が止まらない。本体価格980円のうち、500円分くらいの価値がある……と思う。
とにもかくにも、リンガーハットの1番美味しい季節がやって来た。牡蠣が好きな方なら迷わずGO! その際「海苔はすぐさまスープに沈めること」をどうかお忘れなく。リンガーハットの牡蠣ちゃんぽんは10月12日より順次発売予定だ。
参考リンク:リンガーハット公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.