・せんべろ鍋の作り方
まずはつゆを鍋にあけて火にかける。コレが味の決め手なのでほかに調味料はいらないはず。
煮立ったところで刻みたまねぎを投入。
続けてカットほうれんそうを入れてひと煮立ちする。
さらにウインナーを入れて中火でコトコトと煮込む。
次に焼きそば麺をほぐしながら鍋に加える。麺の量が多いのであふれないように細心の注意を払うべし。
味見をしたところ薄い……。具材が多すぎて味が薄くなってしまったようだ。仕方がないので塩を加えて味をととのえる。本来であればせんべろ購入した商品だけを使うはずだったのだが。まあいいか……。
ここから仕上げの工程だ。絹ごし豆腐をテキトーのサイズにカットして鍋のフチから静かに入れる。
もやしをまんべんなく入れて最後にもうひと煮立ちする。
もやしがしんなりとしたら完成で~す!
鍋というよりも煮込みラーメンになってしまったな。でもまあ、せんべろ鍋は安い食材を楽しく美味しく食べられるのであれば良いのである。お堅いルールは一切なし、自分の思うせんべろ鍋を作ればよいのだ。
ご覧あれ! これが完成したラーメンだ。美味そうでしょ?
完成を祝してカンパ~イ!
予算と相談しながら食材を選んで、知恵をこらして調理する。そのプロセスが心地よい。そして完成した後に飲む1杯は格別だ!
いただきま~す!
ウヒョ! 味はちょっと薄いけど、1000円とは思えない圧倒的な量に笑いがこみ上げてくる。せんべろはコレだからやめられない!
丼で食べていたらいつまで経っても食い終わらん。鍋ごといこう! ということで、編集部の自席について仕事しながら食らうことにした。
カ~! 仕事中に飲む酒は美味い!!
せんべろ鍋最高だ! ズルズル~!
う~ん、たまりませんな~!
原田「……」
原田「…………」
原田「………………」
あ、そうだ! ハンバーグもあったんだ!! 鍋に入れるの忘れてた。このまま食っちゃえ!
シメはやっぱりたくあんだな。1本そのまま食らうのが “通” ってもんだ。
という訳で、宅飲みをより華やかにしたい人は業務スーパーに行くべし。「ツマミ」を超える量の食材に出会えるかもしれないぞ!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24