「モスバーガー」がこっそり進化していることにお気づきだろうか? モスは言うまでもなくハンバーガーチェーンだが、ひそかに「モスバーガー & カフェ」というブランドを展開しており、ジワリジワリとお店を増やしているそうだ。

そこでは、通常の店舗にはないスイーツメニューを提供しているらしい。何だそれは!? 気になるので、オリジナルメニューのスフレケーキを食べてみた!

・モスカフェとは別

モスのカフェといえば「モスカフェ」を思い出す人もいるかもしれない。モスカフェは都内を中心に4店舗を展開しており(2021年8月30日時点)、タコライスやシーザーサラダ、カップケーキなどを提供している。通常店とは明らかに一線を画すスタイルのお店だ。


今回紹介するのは「モスバーガー & カフェ」。先のモスカフェとは別ブランドで、すでに全国的に店舗を展開している。モスカフェだかモスバーガー & カフェだか、ややこしいけど2つは別々なので間違わないように。


ちなみに「モスバーガー & カフェ」は店舗が増えつつあるようだが、あいにく私(佐藤)は見たことがない。何がどう違うのか気になるので、東京・新小岩南口店を訪ねてみた。


お店に着くと、まずもって看板から違うな。ちょっとオシャレ?


・半分モス、半分カフェ

メニューにはハンバーガーやモスチキン、フレンチフライなど。上半分を見ればいつものお店なんだけど……


下半分には見慣れない品々が……。レーズンサンド? 薄焼きアーモンドクッキー? ベーコン & チーズマフィン? なんだコレ!? モスにこんなのあったのか!


・バスク風チーズケーキは……

それらの中から「モスのスフレケーキ」(税別560円)と「バスク風チーズケーキ」(税別340円)。それから通常店にもある「まるごと! レモンのクラフトコーラ」(税別510円)を注文した。


まずはバスク風チーズケーキについて。食べてみた感想を簡単に言うと、商品名こそ「バスク風」なものの実際はベイクドチーズケーキのよう。まあ、流行りといえば流行りなので、そう名付けるのはアリっちゃアリかな。


また、このサイズで340円はちょっと高い印象を受けた。口当たりはなめらかで、味は美味しかったのだが……。


・小腹を満たす

スフレケーキは、カスタードクリームとセゾンファクトリーのあまおうソースを使用しているとのこと。2色のソースの色合いが美味しそうだ。


厚さは約5センチ、ふっくらと仕上がっているな。見た目はかなり期待できる。


テキトーな大きさにカットして口に放り込むと、ふわりとしていて軽い食感。ほほ~こりゃ美味い! 「カフェ」と名乗るのに十分なクオリティではないだろうか。ハンバーガーを食うほどではないけど、ちょっと小腹を満たしたい時にちょうど良いサイズと味だ。


なお、一部通常のモスでもスフレケーキを提供しているお店があるので、気になる人はチェックして欲しい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 モスバーガー新小岩南口店(モスバーガー & カフェ)
住所 東京都葛飾区新小岩1丁目44-2
時間 9:00~22:00(緊急事態宣言下につき21:00以降はテイクアウトのみ)

参考リンク:モスバーガー 「モスバーガー&カフェ」 「モスカフェ店舗検索]
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24