夏祭りの定番メニューを自宅で味わいたい──というわけで今回は、おもに中国・九州エリアで大人気の屋台フード「はしまき」を作ることにした。イメージ的には、お好み焼きをクルクル箸に巻きつけた料理。言うまでもなく、ビールとの相性はMAXである。
今年はとくに、1皿の料理を皆でシェアするよりも、1人ずつ取り分けやすいメニューを作る方が安心だろう。最近は関東の屋台でもちょこちょこ見かけるようになったが、まだまだ知らない方も多いはず。それでは、夏祭りを楽しむ感覚で……クッキングスタートッ!
・簡単キャンプ飯
実をいうと「1皿の料理をシェアするよりも、取り分けやすいメニューを組むのがオススメ」というのは、毎度お世話になっている『兼業主夫のケン』からのアドバイスだ。いつもありがとうございます。それでは、今回もケンさんの「キャンプ飯動画」を見ながら作っていくぞ。
・はしまきのレシピ
【材料】
小麦粉:50グラム
水:100ml
卵:1個
顆粒だし:小さじ1
青ネギ:2本
紅ショウガ:適量
干しエビ:大さじ1
天かす:大さじ2
サラダ油:適量
お好みソース、マヨネーズ、カツオ節、青のり:適量
【作り方】
その1:青ネギを小口切りにし、紅ショウガはみじん切りにする。私は冷凍庫にあった青ネギをそのまま使うことにした。
その2:器に小麦粉を入れて……
水と卵も投入。だまが無くなるまでしっかり混ぜ合わせる。簡単簡単。
その3:顆粒だし、青ネギ、紅ショウガ、干しエビ、天かすを入れて……
さっと混ぜ合わせる。これでタネの完成だ。さあ、巻いていくぞ。
その4:鉄板を弱めの中火で温め油を引き、鉄板がしっかり温まったらタネを薄く広げる。私はホットプレートでチャレンジ!
その5:表面が白っぽくなってきたら、割り箸を広げて端を挟む。ここ割り箸を割らないように……1本目は割れてしまったせいでかなり苦労した。
ヘラやフライ返し等を使って、うまく割り箸にうまく巻きつける。クルクルクル……
その6:巻き終わりの部分に少量のタネを塗り、巻き終わりがくっつくように軽く押さえながら焼く。頼むからピタッとくっついてくれ。
なんとかくっついたぞ!
その7:皿に取り出して、お好みソースとマヨネーズ……
カツオ節と青のりをふりかけたら……
完成だ!
・完全に祭り気分
さっそく食べてみたところ、完全に夏祭りの味。このままパックに入れたら売れそう……というのは言い過ぎかもしれないが、めちゃんこうまい! ケンさん曰く「お好み焼きより水分量が多いから少ししっとりした生地になっています」とのこと。うむ、たしかに。
そんで「クルクル巻く作業」が意外と難しいので、キャンプでは誰が1番上手に巻けるか競い合ってもいいかもしれない。うまく巻けたら写真映えするうえに食べやすくなるから、慣れるまでは集中して丁寧に巻くこと。ま、私も全然うまく巻けないんですけどね。
ちなみに、屋台の定番メニューといえば「きゅうりの1本漬け」もおすすめ。自宅で夏祭り気分を味わいたい方は、ぜひどちらの料理もチェックしてみてほしい。
参考リンク:YouTube「兼業主夫ケンのキャンプ飯チャンネル」,used with permission.
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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