お~い、みんな~! タピってるか? タピりまくってるか? 忘れたとは言わせないぞ~! タピオカだよ、タピオカ! みんなめちゃくちゃ飲んでただろ? マリトッツォとか言ってんじゃないぞ~! もうすぐ夏だから、シーズンだぞ! タピオカシーズン到来だぞ~~~!!!!
ということで、タピオカ大好きなみんなにお伝えしたいビッグニュースがある。去る2021年6月15日に、タピオカの日本一を決める「タピオカグランプリ2021」(第2回)の結果が発表されたのだ! もっとも評価が高い最高金賞に輝いたのは、『CoCo都可(とか)』だったーーー!
・すでに第2回
このグランプリは一般社団法人日本タピオカ協会の主催によるもので、2020年に続き2回目の開催だ。タピオカグランプリの主旨について、同協会はこう伝えている。
「タピオカグランプリとは タピオカを心から愛する “たぴりすと。” たちが選ぶ日本一のタピオカを決める祭典、それがタピオカグランプリ。タピオカのさらなる可能性を見つけ、未来に繋げていきたい。そんな思いでタピオカグランプリを開催いたしました」
ブームを一過性のものにすることなく、文化として根付いて欲しい。そんな願いが込められているそうだ。2019年と比べて現在は下火になった感は否めないものの、まだまだお店はある! その頂点を投票によって決めるのは、とても意義あることだ。
ちなみに今回は、ノミネート投票期間が3月31日~4月16日まで。決戦投票期間が5月14日~同月31日までとなっていた。そして6月15日にその結果が発表されたのである。協会が発表した最高金賞と金賞は次の通りだ。
【黒糖部門】
最高金賞:CoCo都可(ココトカ)
金賞:Bull Pulu(ブルプル)
金賞:MAX SEE(マックスシー)
金賞:Gong Cha(ゴンチャ)
【総合部門】
最高金賞:CoCo都可(ココトカ)
金賞:Gong Cha(ゴンチャ)
金賞:Bull Pulu(ブルプル)
金賞:MAX SEE(マックスシー)
昨年(第1回)の総合部門最高金賞は「Gong Cha(ゴンチャ)」だったが、その座をCoCo都可(第1回は入賞)が奪った訳だ。順位の変動の要因はなんだったのか不明だが、とにかく最高金賞の味を確かめに行ってきたぞ!
・最高金賞のお店
公式サイトを見ると、CoCo都可は都内に6店舗、大阪と兵庫にそれぞれ1店舗を確認できる(2021年6月22日時点)。2017年2月に渋谷センター街に国内1号店を出店し、少しずつではあるがお店は増えているらしい。今回訪ねたのは、2018年12月に誕生した高田馬場店だ。
さて何を飲もうかな? ドストレートにタピオカミルクティーにしようかな? それとも、ちょっとひねってフルーツティーにしようか?
いや、待てよ。タピオカグランプリの黒糖部門の最高金賞を獲ったのだから、黒糖タピオカミルクティーだな。サイズはM(税込565円)にしよう。ソレを飲めば、実力がわかるはず!
・あの頃、俺たちタピってた
久しぶりに手にする飲み物だ。アイスでありながらプラカップの下の方はほんのりと温かい。そうだ、タピオカミルクティーはこうだったな。温かいタピオカのぬくもりを感じつつ、ストローで吸い上げる飲み物だった。
カップの底に沈殿した黒糖シロップも懐かしい。よくかき混ぜるんだ。味に偏りが出ないようによ~くよ~くかき混ぜろ。
そして力任せにストローを吸い上げると……ズドドドド! ズドドドドド!! まるで弾丸のようなスピードで黒い塊が口の中に飛び込んでくる。コレコレ! コレこそタピオカだよ~!
何を隠そう、普段はあまりタピっていないので、CoCo都可の実力はわからなかったけど、久々に飲むと純粋に美味しいと感じた。グランプリをきっかけに、また飲んでみようって人が増えるといいんだけどなあ……。最近はお店も少なくなり、一時は行列まで出来ていたお店も、並ばずに買えることが多い。
みんな、たまにはタピろうぜ。たまに飲むと美味いから。あの頃に戻って、俺たちもう1度タピってみないか?
参考リンク:PRTIMES、一般社団法人日本タピオカ協会、CoCo都可
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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