エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! 今日はエナキヨの新作エナドリの話をしようと思うぜ! え? エナキヨって何かって? マツモトキヨシの略に決まってんだろ! 寝ぼけてんのか。
そう、マツモトキヨシと言えばエナジードリンク。エナキヨはどういうワケか、やたらオリジナルエナドリのラインナップが充実しているのだ! その新作『NEW SUN KING(税込150円)』が2021年6月11日に発売されたんで、さっそく俺もエナってみることにしたい。
・エナキヨの新エナドリ
カラフルなパッケージが目を引くエナキヨのエナドリシリーズ『EXSTRONG(エクストロング)』。その待望の新作は、なんと国内ナンバー1の乳酸菌含有量を誇るとか何とか。乳酸菌入りのエナドリと聞くと、以前紹介したキーバ『ヨーグリティエナジー』が思い出されるが……。
『ヨーグリティエナジー』の乳酸菌配合量が1本当たり100億個だったのに対し、エナキヨの新作はまさかの1000億個である。ドラゴンボールかよ。インフレしすぎてて、もはや多いのか少ないのかすらよく分かんねーぞ。
乳酸菌の数はそのまま商品名に直結しており……
『NEW SUN KING(ニュウサンキング)』
という、無駄にダジャレみたいな仕上がりとなっていることも併せてお伝えしておきたい。さて、それではいつも通りエナジーサーチから始めていこう。※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の成分表示をただ眺めることである!!
・サーチ結果
エナエナ(ふむふむ)。うーん、なんだろうな……。エナキヨは本商品について「体調管理に対する意識の高まりを背景に乳酸菌市場が拡大していることから、その需要に対応する商品の開発に至りました」と説明しているのだが、健康需要を狙ったにしては……
カフェイン詰め込みすぎだろ……!
・ガンギマり
100ml当たりのカフェイン量が65mgてお前……! 多すぎるんだよ! 一般的なエナドリの倍だぞ、倍!! こんなん乳酸菌云々の前にバチギマるわッ。
このカフェイン量はシリーズに共通する数値なのだが、健康志向を謳っておきながら、まさかそこを一切変えずにくるとは思わなかったぞ。カフェインも乳酸菌も妥協なく配合しようという、まさにエナジーの贅沢盛り。結果、成分が魔界すぎてカオスなことになってしまっている。
しかし、エナキヨの理由なき暴走はまだまだこんなものではなかった。エナジーテイスティングをしようと缶を開けたところ、さらに予想外な事態が発生したのだ。う、嘘だろ……! この香りは……!!
コーラ……!!!
・謎の選球
バ、バカな……! 乳酸菌配合で、コーラだと……!? そこは普通ヨーグルトやろ! つーか、コーラで健康になろうとすんじゃねぇ!! エナドリもコーラも、あれは見るからに不健康そうだからウマいんであって……って、
え?
ちょ……ええ?
どういう色?
・想定外
これは……灰色だろうか? 次々と休みなく繰り出されるエナキヨ流ビッグサプライズに震えが止まらない俺。さっそく飲んでみると……
うわ、すっぱ!!
・止まらない
お前まだブチ込んでくるのかよ! 味はまあギリかろうじてコーラ風味か? ってな感じなのに、乳酸菌を1000億個も詰め込んだからか、やたらと酸味が強いのだ。すっぱいコーラってコンセプト斬新すぎるだろ。何きっかけの発想なんだよ。
・王の貫禄
でもまあ、乳酸菌が入りまくってるのは十二分に伝わってくる味だったかな。たしかにお前は乳酸キングだ。乳酸の王だ。そしてカオスの王だ。数あるエナドリの中でも極めて特異な存在であることは間違いないだろう。久々に本当に意味の分からないモノを見たぜ……。サンキューエナキヨ。
というワケで、いまだ衝撃が冷めやらないが今回はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!
【エナジー追記(2021年6月15日)】
カフェインの量について「1本当たりのカフェイン量が65mg」と書いてしまったが、「100ml当たりのカフェイン量が65mg」の誤りなので訂正したぞ! 1本65mgって少なすぎるだろ!!
参考リンク:マツモトキヨシ
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
★エナドリ関連の記事はこちら → シリーズ「エナジー検証」