無症状の場合もあるという新型コロナ。自分は本当に感染していないのか? 断言できる人はいるのだろうか。私(中澤)は不安である

と思っていたら、秋葉原の駅前に「新型コロナPCR検査センター秋葉原」なるものができているではないか。街に出ることがなくなったため、全然知らなかったけどいっちょ検査してみっか!

・ネット予約

と言っても、フラッと入って検査できるというわけではない。まずは、ネットで予約だ。ちなみに、秋葉原駅前にできた検査センターは、医療法人社団和光会監修の木下グループ新型コロナPCR検査センターである模様。羽田空港とかにもあるんだって。

サイトを見てみると、個人の来店検査は2300円で検査日の5日前から予約が可能なようだ。ちなみに、本検査は「医療行為が不要にもかかわらず検査の必要性がある方を対象に、そのご負担を軽減する目的で提供」されているものとのこと。ガチで新型コロナの症状が出てる人は病院へってことだ。

あと、現金での支払いはできず、クレジット、電子マネー、交通系ICカードなどのキャッシュレス決済のみ。まあ、内容が内容だし、可能な限り非接触を保つ努力は当然と言えるだろう。ってなわけでサクッと予約。ちなみに、予約はがら空きだった。

・現場の様子

しかしながら、私は方向音痴である。会場にたどり着けるだろうか? 時間に遅れたらどないしよ……。当日そんな不安と共に秋葉原に向かったのだが、心配は無用であった。これっぽっちも必要なかった。なぜならば……

看板の主張がめちゃんこ激しいのである。看板は、ビルの隙間から顔を突きださんばかりに「ここですよ!」と猛アピールしていた。もはや、私が看板を見ているというより、看板に見られているような気さえする。

・行列もなし

何はともあれ、分かりやすいのは良いこと。カウンターの受付も特に並んだりはしていなかった。強いて言うなら、申し込み時に受けるPCR検査の手順の説明が口頭だとちょっとわかりづらかったのだが、私のように、人の話を聞くのが苦手な人も安心して良いぞ。


ブースに行ったら図解で書いてあるから

・たった1つの注意点

まあ、要するに、試験管に唾液入れてシールを貼った後、ゴミはまとめてねってだけの話である。見本まであるため非常に分かりやすい。そこでさっそくストローで試験管に唾液を流し込んでみたのだが、マ、マジかよ

ストローが滑って試験管に入ってしまった……! 試験管の方がストローより長い上、唾液の粘度でくっつくから全然取れねェェェエエエ!!

正直、これが唯一と言っても良い注意点だ。ブースの図では口でくわえているが、それを完コピすると結構大変なことになる場合があるぞ。唾液を試験管に流し込む時はストローをしっかり手で持ってやろう。お兄さんとの約束だ!

逆に言うと注意点はそれくらいしかない。さすがにちゃんとしてるというか、かなり親切であるように感じた。ちなみに、検査結果は、「翌日までに通知」とのことだったが、私の場合、メールが届いたのは26時間後。まあ、約1日か。結果は陰性であった。ほっ。



・陽性だと

なお、これが陽性であった場合どうなるかと言うと、医療機関を受診することになる。検査前にこのことについての誓約書を書くのだが、その誓約書によると「センターの検査結果をもって、新型コロナウイルス感染の陽性確定診断とはならない」のだとか。

そのため、サイトにも書かれている通り、「負担を軽減することが目的」という以上のことはないのだろう。確かに、個人的には、陰性が出てやっぱりちょっと肩が軽くなった気がした私だった。

参考リンク:医療法人社団和光会監修木下グループ新型コロナPCRセンター
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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