2021年5月25日より、讃岐うどんの『はなまるうどん』から新しくテイクアウト専用メニューとして「はなまるうどん弁当」4種が発売された。以前当サイトで紹介した丸亀製麺のお弁当と似た感じだ。

4種のお弁当はおかずの数によって価格が異なり、最もシンプルなもので税込370円、最もボリューミーなものでも650円とお安い。ただ、お安いだけに持ち帰る間に伸びないか、満足いく量なのかも気になる。ということで、早速食べてみた。

・結構ずっしりくるボリューム感

「はなまるうどん弁当」は天ぷら2種・ほうれん草の胡麻和え・冷たいぶっかけうどんが入った「1番弁当(税込370円)」をベースに、海老天1本を加えた「2番弁当(税込490円)」、さらにそこへ かしわ天1個を加えた「3番弁当(税込620円)」と、海老天のかわりに牛肉を加えた「4番弁当(税込650円)」の全4種。

筆者はガッツリ食べたいため、天ぷら3種(かしわ天1個、野菜天1個、ちくわ磯辺揚げ1/2個)と牛肉、ほうれん草の胡麻和えがついた冷たいぶっかけうどんの「4番弁当」を購入した。ちなみに牛肉は甘辛く味付けしてあるためか、別添えだった。

お弁当箱の大きさとしては、上から見た面積は縦約14cm・横約7cmのiPhone XSと比較すると2回りほど大きい感じ。まあ、そこまで特別大きいとは感じないサイズ感だ。もしかしたら少し物足りない量なのでは? と思えてしまう。

量に対してお弁当箱の深みに余裕がある分、具材がガッツリ乗っていても混ぜやすかったのが嬉しい。ぐるぐると容赦なく混ぜても、具材がこぼれたり落ちたりする心配が全くなかった。

ちなみに、お出汁が別添えだったおかげもあってか、30分以上持ち歩いたにもかかわらず麺が全く伸びていなかった。讃岐うどんらしくコシがしっかりとあり、噛みごたえ抜群だったよ。

噛みごたえも食べごたえもある麺を楽しみながら、ジューシーなかしわ天や甘辛い牛肉も味わっていると……


めちゃくちゃお腹いっぱいになった。


お弁当箱がそこまで大きく感じられなかったので油断していた。完食間近になってくると、結構な満腹感。

改めて最もシンプルな1番弁当と4番弁当を比較すると、お弁当一面におかずが乗っている4番弁当に対して1番弁当が少し物足りなさそうに見える。しかし実際は1番弁当が物足りないのではなく、4番弁当がボリューム満点なだけだったのかもしれない。

かさばらない上に税込650円でボリューム満点・大満足出来てしまった新「はなまるうどん弁当」。テイクアウト専用なので、気になった方はお近くのテイクアウト対応している『はなまるうどん』で是非、チェックしてみて欲しい。

参考リンク:はなまるうどん『新はなまるうどん弁当』
執筆:伊達彩香
Photo:RocketNews24.