困ったときは、丸亀製麺へ駆け込む。日ごろの、記者のランチ事情だ。ここ最近は改めて「釜揚げうどんって美味しいな……」などと思っているのだが、それはさて置き。

ある日、何気なく見ていたメニュー表に “青唐おろし醤油” とあることに気付く。シレっと載っているのは良いが、青唐辛子がもっさりトッピングされているようだ。これは、めちゃめちゃ辛いやつではないか。確認するためにも、食べてみるしかない。

・店舗、期間限定商品です

「そんなメニューあったっけ?」と、思う人もいるだろう。それもそのはず、 “青唐おろし醤油(税込450円)” は店舗限定商品なのだ。販売期間は2021年4月末段階で、6月初旬までを予定しているとのこと。

だし醤油で味わうタイプのうどんであり、店舗によってはぶっかけ用の出汁をかけてくれる場合もある。記者も店員さんにすすめられ、ぶっかけ用出汁をかけてもらった。

「辛そうだなあ」と心中でつぶやきつつ注文すると、店員さんに「結構辛いですが唐辛子入れちゃって大丈夫ですか?」と聞かれてしまった。

わざわざ確認されるということは、相当辛いに違いない。そこそこ辛さには耐性があると自負している記者は、バッチコーイな気分で迎え撃つ。いざ、実食!!

・ピリを通り越してビリ

お玉半分ほどの量はある青唐辛子に、すだちと大根おろしが乗っている。涼やかな見た目だ。試しに青唐辛子を一片つまんで口に放り込むと……こりゃあ辛いっっ! 

単体で食べるもんじゃないなと実感しながら、全体をゴチャゴチャっと混ぜる。そして、うどんをすする。出汁に唐辛子の辛さが移って、舌がピリッピリだ。とは言え我慢できない程ではなく、むしろクセになる辛さである。

食べ進めるごとに辛さは増し、舌がピリを通り越してビリっとしてくるが、そこが良い。美味しい。大根おろしとすだちのサッパリさと酸味も手伝って、一気に食べ終えてしまった。

食べる人を選びそうなうどんではあったが、個人的には大満足。なんなら2日連続で食べてしまうほどに、気に入ってしまった。6月までの間、幾度となくリピートすることになりそうだ。

しかしよくもまあ、うどんに青唐辛子を乗せてみたなと感心せざるを得ない。組み合わせてみると意外にウマいというのはあるんだなあと、改めて感じた次第だ。料理は常に挑戦だな。

繰り返しになるが “青唐おろし醤油” は店舗限定商品。気になった人は、最寄りの店舗に問い合わせてみるといいだろう。食べた瞬間ビリっとした衝撃が走ること請け合いだぞ。

執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼店舗限定、丸亀製麺の“青唐おろし醤油”

▼青唐辛子がもっさり入っているよ

▼クセになる美味しさです