焼肉が好きだ。マジメな話、愛している。しかし「おうち焼肉」の需要が高まる一方で、お店レベルの味を再現するのは難しいのが現状。こんなに愛しているのに……などと思っていたところ、焼肉のたれ『ジャン』でおなじみ「モランボン」の人との接触する機会に恵まれた。

そこで「おうち焼肉のコツを教えてほしい」と軽いノリで頼んでみた結果、伝授された方法というのが「コツを越えたプロの超絶ワザ」だったんだが……これ、記事にしてもいいんですか? ホントに大丈夫?

ってことで、モランボンの人の気が変わらないうちにご紹介しよう!

・モランボン、実は焼肉屋だった

と、その前に皆さんはモランボンが元々は焼肉屋だったことをご存知だろうか? 「たれを分けてほしい」という客が続出したため、7年間の苦心のすえ商品化にこぎつけたのが『ジャン』だ。

焼肉タレといえば買い置き保存するのが普通だが、ジャンの賞味期間はたった90日間。しかも要冷蔵である。これは『生』と『鮮度』にこだわり、「化学調味料や保存料は使用しない」という創業時からの信念に基づいているのだそう。マジメか!


・まず普通に食べてみる

料理好きで知られる当サイトのGO羽鳥編集長も、そんな『ジャン』をよく食べているらしい。

まず手始めに一般的な “素焼き + タレ” を体験してみよう。プロ直伝の焼肉と聞くと「炭を用意して……」とか言われそうでビビるが、モランボンの人によると「むしろフライパンがオススメ」とのことだ。それは好都合!

匂いの時点でおいしいことは確定しており……

わざわざ書くまでもないことだが……


羽鳥「うん、メチャうまい!」


・プロが教える「2度づけ」

さて、ここからが本題。モランボンの人が伝授する「自宅で焼肉屋さんの味わいを楽しめる方法」とは、ズバリ『2度づけ焼肉』だ。気になる手順は以下のとおり。


①焼く直前に肉にジャンをからめる(かるく揉み込めばBEST)



②焼く



③再びジャンを付けて食べる


〜完〜



……いや簡単スギィィィィィィィ!!! 


と、お思いの読者はざっと3000万人はくだらないだろう。私も「少なくとも何時間か肉をタレに漬け込むに違いない」と思い込んでいた。しかしこの方法、漬け込むどころか「サッとジャンをからめて焼くだけでOK」なのだ。

他に注意点はないのかとモランボンの人に確認したところ、「お肉に対して10~15%のたれが目安です」というマジメな答えが返ってきた。たったこれだけで劇的な変化があるとは全然思えないのだが、実際に食べてみると……




羽鳥「さっきとぜんぜん違う〜!!!」


・プロが断言するウマさ

そう、たったこれだけで全然違うのである。使うタレは同じ。しかし味の深みは焼肉屋。炭火焼きのような香ばしさも加わって、おうち焼肉で発生しがちな肉の臭みを消してくれている。マジメなモランボンの人が「絶対に2度づけがおいしい」と断言している点も心強い。

ちなみになぜフライパンがオススメなのかと言うと、2度づけ焼肉には香ばしさの反面 “焦げ付きやすい” という注意点がある。食卓で焦げや臭いを気にしながらホットプレートで焼くより、フライパンでサッと焼くのに適しているのだ。(フライパンで換気扇の下で焼くのもオススメ)

また通常の素焼きより煙がたくさん出るので、室内で行う場合は火加減と換気に注意してくれ!


・ジャンが漫画を公開中

ちなみに最近、ジャンの公式サイトで焼肉の漫画が公開されているらしい。超マジメにタレ作りと向き合ってきたモランボンのことだ。漫画の内容もさぞかしマジメなのだろう。タイトルは『ニコニコニクニク』……

主人公は焼肉好きのサラリーマン・垂賀(たれが)さん。家庭や職場など、人生には様々な問題がつきもの。しかし彼はその全ての問題を「タレ」にかけて解決していくのだ…………ちょっと何言ってるか分からないと思うが、安心してほしい。私にもよく分からない。

一体この企画はどういう経緯でモランボンの社内会議を通過したのか? 考えれば考えるほど分からなくなるが、マジメな人たちがマジメに漫画を作ると、時にこういったシュールな作品が生まれるのかもしれないな……しかも恐るべきことに……


この漫画、続きモノなのである……!


果たして垂賀さんの「タレ格言」はどこまで続くのか? 現在『ニコニコニクニク』は第2話まで公開中。見るか見ないかは個人の判断に任せるが、ジャンの『2度づけ焼肉』だけは絶対に試してみてくれよな!

参考リンク:ジャン焼肉サイト『ニコニコニクニク』
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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