すごい時代になったものだ。 “とんかつ” を揚げずに作るどころか、お湯をかけただけで完成させられるという。そんなことって、あり得る? 

あったとして、味はいまいちだったり、とんかつらしくなかったりするんでしょ? 訝(いぶか)しみながらも『フリーズドライの匠 みそかつ』を食べたみたところ……いやいやいや。めっちゃ “とんかつ” やん。しかも美味しいやん。

・フリーズドライのプロが生み出した「みそかつ」

『フリーズドライの匠 みそかつ』は数多くのフリーズドライ食品を世に出している、アマノフーズによる商品だ。スーパーに置いてあるフリーズドライ味噌汁なんかは、だいたいがアマノフーズのものだよな。

さて、そんなフリーズドライのプロが生み出した『フリーズドライの匠 みそかつ』であるから、期待していない訳ではない。とは言え、不安もある。

ただでさえ、揚げものというのは難しいのだ。揚げるのも大変だし、美味しさを長時間保つのも至難の業だ。加えてフリーズしてドライさせるって、なかなか無理があるのではないか。

・ちゃんと豚肉だった

ごちゃごちゃ考えていても仕方がない。食べて確かめるしかないだろう。オンラインショップにて税込1512円(2食入・送料別)で購入したソレを、いざ開封だ! 

中から登場したのは、スカスカした茶色の塊。手で持つと非常に軽い。見た目、持ち心地ともに軽石のようである。ここから、どうやって “みそかつ” に変化するのか全く想像ができない。

説明書きに従って、80mlの熱湯をブツにかけ60秒待つ。すると、なんということでしょう。中からカツが出てきたではないか。その上、次第に周りのお湯が味噌色に染まっていく。なにこれ……ビックリだよ!! 

ただひとつ失敗したのは、記者が雑にお湯をかけたせいで、衣が一部ペロンとはがれてしまったことだ。そっとお湯をかける、もしくは先にお椀に熱湯を張って上からフリーズドライを浸すと良いぞ。

それはさて置き。食べてみると、風味は完璧に “みそかつ” だった。食感はしっかりしており、まさしく豚肉。噛めば噛むほどに味が染み出てきて、美味しい。余裕で食卓のメインを張れるほどに美味しい! 

濃厚な味噌味がまた、食欲をそそる。白米と一緒にかき込みたくなること必至だ。いやはや、これがフリーズドライであったとは、誰が信じるだろうか。

自分でお湯をかけた記者でさえ、未だに信じられない気持ちでいっぱいだ。しかしこれは、カツを家で揚げる意味を今一度、考えなおすところから始めなければならないレベルの画期的さ。

自宅の常備肉としてはもちろん、保存食として常備しておくのもアリだ。アマノフーズさんは、とんでもないものを生み出してくれたものである。これは一食の価値、大アリだぞ!! 

参考リンク:フリーズドライの匠 みそかつ
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼アマノフーズの『フリーズドライの匠 みそかつ』が画期的! 

▼見た目は茶色い軽石みたい

▼香りは味噌

▼お湯をかけて60秒待つだけ

▼あっという間にみそかつ(4切れ)の完成だ

▼カレーに乗せても美味しいよ