
どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? 個人的には冬も嫌いじゃないんですが、寒いと朝がツラくて困りますよね。何歳になれば朝からシャキシャキ動けるのでしょう?
さて、聞くところによると本日2月6日は「ブログの日」だそうです。あまり言いたくはないんですが、かつて私はブログを開設していました……しかも2つ。今回は当時のことを思い返しながら『ピュアブロガーあるある』をお届けしたいと思います。
・2005年くらい(?)の話
やや記憶が曖昧なのですが、私が熱心にブログを更新していたのは、今から15~6年前くらいのこと。世の中がなんとなくインターネット慣れしてきた時期で、ちょうどmixi(ミクシィ)なんかが流行った時期と被っていたと思います。
それまでホームページを開設するためには、それなりの金額とそれなりの知識が必要だったのですが、誰でも簡単に、しかも無料で開設できるブログは非常に魅力的でした。ヤフーブログ、ライブドアブログ、ココログ……などなど多くのサービスがありましたが、私が使っていたのはエキサイトブログです。
・みんなピュアだった
今でこそ「ブロガー」と聞くと、やや商売っ気を感じてしまいますが、当時のブロガーのほとんどが限りなくピュアだったのではないでしょうか? 数人、数十人のため、そして何より自分のために書くブログ。そのような人のことをここでは「ピュアブロガー」と呼ぶことにします。
ピュアブロガーたちに野心などありません。少なくとも私にはありませんでした。そして私が思うに、ピュアブロガーたちにはこんな共通点があったのではないでしょうか?
・1: ブログで金儲けしようなどと微塵も思っていない
あの当時「ブログでお金を稼いでいる人がいるらしい」ということは、なんとなく知っていました。ただそれは神話や都市伝説に近く、自分のブログで金儲けができるなどと考えている人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか?
少なくとも当時は、金儲けが動機でブログを開設する人はほぼおらず、ただ小さな “自分だけの空間” が欲しかったのだと思います。私のブログは友人に読まれる前提だったので、エントリーに付くコメントが最大のご褒美であると同時にモチベーションでした。
・2: それでも数字は気になる
誰に読まれなくたって構わない。知ってる人だけが楽しんでくれればイイ。心の底からそう思っているものの、それでも数字が気になるのが人間の性(さが)。というか、数字の恐ろしさなのでしょう。
私のブログはせいぜい数十、多くても数百、奇跡が起きて4桁程度のアクセス数でした。が、毎晩その日のアクセス数はチェックしていましたね……ガラケーで。取るに足らない数字のチェックもそうですが、今思うと必ずしも使い勝手が良くなかったガラケーを駆使していたことも「ピュアだなぁ」と思わずにいられません。
・3: 知らない人からコメントをもらうとテンションがブチ上がる
先述の通り、私は友人たち向けにブログを更新していました。当時はまだプライバシーの意識もさほど高くなく、実名を出してガンガン実話に基づく思い出話を書いていたものです。なので、コメントをくれる人も基本的には知った人なんですね。
ただ稀に、見たことも会ったこともなし方がコメントをくれました。もうね、純粋に嬉しかったですよ、ええ。何というか、世界が広がった感覚というか、世間に認められた気がしましたよね。冷静に考えると大したことではないんですが、我ながらピュアだったと思います。
・4: 不意に「ブログやってるんだって?」と言われると死にそうになる
友人たちにはブログを公表していましたが、例えば会社の人から「ブログやってるんだって?」なんて言われると、犯罪者くらい挙動不審になったものです。別に会社の悪口を書いていたワケでもないのに、あの感覚はなんだったのでしょうか? いま「Twitterやってるんだって?」と言われても、同じ感覚にはならないですよね。
おそらく「秘密を知られた」「プライバシーに入って来られた」というよりは「俺みたいなもんがブログを通じて情報を発信してるなんて、メチャメチャ意識高いと思われるやん! 恥ずかP!!」みたいな感じだったと思います。手軽だったとはいえ、今ほど世界がインターネット慣れしていない時期ならではの現象ではないでしょうか。
・5: 眞鍋かをりが神
当時も多くの著名人がブログを開設していましたが、誰もが認めるブログの神が「眞鍋かをり」さんでした。というか、正直に申し上げて私はそれまで眞鍋かをりさんを知りませんでしたから、ブログが生んだスター第1号が眞鍋かをりさんだったと言ってもいいでしょう。
内容もさることながら、眞鍋さんのブログは顔文字や大文字の使い方が上手でしたよね。ココログの「眞鍋かをりのココだけの話」が突然終了した時には、大きな喪失感を覚えたものです。
いま思い返してみても、我ながらピュアでした……いや、ピュアピュアでした。久しぶりに検索してみたところ、私が開設していたブログは無くなっていましたが、安堵9割・寂しさ1割と言ったところでしょうか。恥ずかしくて直視できそうにもありませんが、ほんのちょっとだけ読み返してみたい気もします。
・今日くらい思い出してみて
現在、私はライターをしていますが、少なからず当時のブログの影響があることは間違いありません。「サンジュンは文才あるね」「早く次の書いてよ」などと言ってもらえることが嬉しくて、豚もおだてりゃなんとやら。気付けば文章を書く仕事を生業にしていました。
おそらく、少なくない数の人が私と同じ「ピュアブロガー」だった頃があるハズです。本日2月6日は、ブログの日。ぜひ当時のブログに思いを馳せてみてはいかがでしょうか? なんなら思い切って検索してみてはいかがでしょうか? 今日くらい恥ずかし死しても良いかと思います。
参考リンク:今日は何の日
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
P.K.サンジュン






【悲報】天龍源一郎さん、ブログを開設するも「文字でも滑舌が悪い」ことが判明してしまう
【コラム】ブログを個人でゼロから始めて最終的に110万円で売却した話
【叫び】第2の「日本死ね」か? ブログ『PTA早くなくなれ、なくしてしまえ』が波紋
【事件】松居一代さん、Twitterにログインできなくなる「アカウントを作ったのはバイアグラ男の付き人です」
キングコング西野さんの『SNSのブロックに過剰反応するブスどもへ』が正論すぎると話題 / ネットの声「嫌いだけどその通り」
【嘘やろ】初めて「しゃぶ葉」の平日ディナーに行ったら今までめちゃくちゃ損してたことに気付いた
初めて「しゃぶ葉」の1番高いコースを頼んだ結果 → 不都合な真実に気付いてしまった…
110円で食べ放題! 高円寺のガチ中華「成都」のミニバイキングが斬新だったから、入店して真相を確かめてみた結果
【悲報】久しぶりに「しゃぶ葉」の宴会コースを利用した結果 → 致命的な改悪が起きていて泣いた
【衝撃】しゃぶ葉かと思ったら「しゃぶ菜」だった
【美濃焼】おうちカフェ食器10点入り3980円の福袋が大正解! ただ、ひとつだけ不満な点もあった…
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1840話目「忘年会⑥」
【家焼肉】プロの料理人は言った。「そんなの業スーでザブトンですよ」と。〜ぼっち忘年会最強プラン決定戦〜
【抽選結果】マックの福袋2026に編集部16人で応募してみた → 衝撃の結果に感じた「マクドナルドの一歩」
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1839話目「忘年会⑤」
【本日発売】「ローソンの福袋」(2160円)があまりにパンパンに詰まってて、持って帰るのちょっと恥ずい
中国「渡航自粛要請」から2週間が経った京都市内「祇園」「清水寺」「錦市場」の様子を見に行ってみた
中国「渡航自粛勧告」から1週間経った、東京・浅草を見に行ってみた
中国の「渡航自粛勧告」から2週間、現在の「奈良公園」で目の当たりにした意外な光景
【納得】ガストの「ジョブチューンで唯一不合格だった」メニューを食べてみた → 不合格にする気持ちがわかった
【検証】10年間ほぼ毎日飲んでる「コーヒー」を1週間断ってみたらこうだった
【は?】楽天で見つけた「在庫処分セール半額おせち」を買ってみた結果 → 届いた数日後にブチギレかけた
【雑草対策】カインズで598円「撒くだけで防草できる人工砂」の効果がヤバ過ぎた / お財布にも環境にも優しい超画期的アイテム
【検証】「スタバはどのサイズを頼んでも量は一緒」という動画が出回る → 実際に試してみた
【事故】楽天で買った『訳ありB級フルーツ福袋』を開封した翌日、妻から信じられないLINEが来た「メロンが…」
【速報】『成宮寛貴の友人A』がブログを公開「ヒロを嫌いなわけではありません」
【昔話】mixiのユーザーネームを「大沢かたお」にしていたら、大沢たかおファンにフルボッコにされたでござる
ロケットニュース24の編集長と創業者が「いま受けたいオンライン講座」副業スキル編5選 + α【第2弾】
【飛ばし?】市川海老蔵に恋人報道も本人は即座に否定「そんな気持ちになれないよ、酷いと思いました」
【閲覧注意】虫を土鍋で炊いて食べてみたら激ウマだった / ただし、うじゃうじゃしてるのが苦手な人は要注意☆
【直撃インタビュー】「ハマの番長」こと三浦大輔投手に聞いた「自撮りの極意」
【育休】男の私が育児休暇を取らなかったワケ
【逆に感心】松居一代さんのSNS活用術がなかなかスゴイと話題 / ブログ・Twitter・YouTubeに続きLINEまで開設
【漫画】「警察官をクビになった話」の衝撃度がヤバい / 警察学校の実態、暴力、トラウマ、そして立ち直るまで