なか卯がまたしてもゴージャスでブルジョアな商品をぶちかましてきた。2020年12月17日から販売が開始された『いくら・極上盛あわび丼』だ! 

その名の通り、いくら丼にあわびが盛られた豪華な仕様。公式HPでは「自分へのご褒美に」と書かれている。つい先日のローストビーフ丼も結構なご褒美感がなかったか? まあ自分へのご褒美は何回あっても良いものだしな! さっそく食べてみたぞ!!

・2000円

ちなみにお値段は税込み2000円。あわびが2個な『いくら・W(ダブル)あわび丼』は1600円。そしてあわびが1個な『いくら・あわび丼』が1200円となっている。


ちなみに500円であわび単品を注文することも可能だ。


また、うどんやサラダ、みそ汁などのオプションをつけたセットも複数用意されている。


ローストビーフ丼の時に調子に乗ってセットを頼んだ結果、思っていた以上のボリュームでお腹がはち切れそうになったので、今回は極上盛を単品で注文。


・あわび


デデン


注文から待つことしばし。やってきたそれは、まごうことなく極上。あわびはそのまま乗っているわけではなく、専用のスライサーでカットされたゆで卵のように薄く均等にカットされている。


そしてあわびとご飯の間に敷き詰められた いくら。


ちなみにタレなどのたぐいは一切かけられていない。整った見た目を崩すのはいささか残念だが、食べるには醤油などを自分でかけ、混ぜたりする必要がある。

付属のワサビを溶いた醤油をかけて食べると、まずはあわびのコリコリとした食感が。そしてプチプチとはじけるいくら。一気に押し寄せる磯の香り。


筆者のやってきた店舗は、海の無い埼玉県の中でも場末中の場末的な場所。ともすれば、この世で最も海とは縁遠い場所の一つと言っても過言では無いかもしれない。しかしこの瞬間だけは味覚と嗅覚が完全にオーシャン


・あわび3枚という加減

なお、500円であわびを追加できるということから、一瞬「限界まであわびを乗せてみた」的なチャレンジをしてみようかとも思ったが、それはやらなくて正解だったように思う。

あわび3枚の時点で特有の磯的な香りがそこそこパワフルなため、これ以上追加したらクドくなりそうだったからだ。そのフレーバーが大好きな人ならともかく、あわび3枚というのはバランスを保てるギリギリのラインなように感じた。

もし限界を突破してあわびを大量に乗せたいなら、テイクアウトして自分で紫蘇(しそ)の葉を用意するなどして、磯フレーバーを中和するための工夫を凝らすと良さそうだ。

もしこれがあわびではなく、小皿に盛ったいくらを単品で追加できたなら……暴走して追加しまくっていたかもしれない。とまあ夢は膨らむが、『いくら・極上盛あわび丼』はデフォルトで提供された状態で十分に極上だ! 

ちなみに8月に『いくら・W(ダブル)あわび丼』と『いくら・あわび丼』を販売した際には、好評すぎて予定の半分の期間で完売してしまったという。気になった人はなか卯に急いだほうがいいかもしれないぞ!

参照元:なか卯
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.