ふとした時に食べたくなるものにもいろいろあるが、おそらくピザは上位に食い込んでくることだろう。何しろピザはみんな大好き。専門店がいくつもあるようにファストフードの王道でもあるからだ。

宅配するとやや高価なのが難点だが、冷凍食品のおかけで最近は安くウマく、そして早く食べられるようになった。何なら1人用もあったりと至れり尽くせり。そんななか、気になったのが無印良品の冷凍ピザだ。

・4種チーズのピザのスペック

今回購入した「4種チーズのピザ」はオンラインで税込690円。簡単にスペックをお伝えしておくと、1枚約208gあたりエネルギー659kcal、たんぱく質32g、脂質36.6g、炭水化物50.3g、食塩相当量2.4g(目安)といったところである。

その名の通りモッツァレラやレッドチェダーなど、4種のチーズがのせられており、クリスピーな食感が特長のピザ生地を使っているという。で、無印良品といえば……

モチのロンロン、化学調味料・合成着色料・香料不使用だというのを忘れちゃいけない。冷凍ピザも例外ではなく、こだわりはそのままだった。さて、それでは作っていくとしよう!

・手順は簡単

そう言いたいところだが、作り方は簡単だから料理の素人でも問題なくできるはず。それもそのはず……

袋から取り出し、フィルムと台紙を外して耐熱皿にのせる。それからラップをかけずに電子レンジで解凍。目安としては500Wで1分30秒、600Wなら1分20秒。それから……

次にアルミホイルを敷いたオーブントースター(500W予熱なし7分)、またはオーブン(220度予熱なし10分)で焼けばOKと何ら難しいことはないのだ。現に普段から料理をしない私でも15分ほどで作ることができた。

・チーズチーズしたピザ

焼いているときからチーズのいい匂いが漂ってきて、オーブンから取り出すとさらに加速して食欲をそそられる。チーズをふんだんに使っているのだからお味は確約されたようなもの。もう食べなくてもウマいことが分かる!

と言いつつもちゃんと食べるのだが、口に入れたら入れたでマンマンマンゾク。チーズがトロリと口に進入してきたかと思えば、サクッとクリスピーな生地がまたウマい。カットしたら一口でもいけるし、ちょっとオシャレなピザを食べているような気にもなる。

んで、注目すべきはチーズがモリモリなのにしつこさを感じないところ。濃厚さとしつこさは表裏一体と言っても過言じゃないなか、無印の冷凍ピザは1つ、また1つと手を伸ばしてしまうウマさがあった。

宅配に比べて安いし、冒頭でお伝えしたように化学調味料・合成着色料・香料不使用。以前に食べ比べた主要コンビニ3社の冷凍ピザと比べても、無印の冷凍ピザはワンランク上のものだった。価格差があるとはいえやりおる! これは「さすが無印」と言うしかない!!

・完成形はどれ?

しかしながら1つだけ微妙な点があったのできちんとお伝えしておかねばなるまい。ズバリ、完成形問題である。

通常であればパッケージに “最高のイメージ写真” が描かれているのが一般的だが、シンプルさが特徴の1つである無印は何がどうなったら完成形なのかイマイチ分からないから困った。つまり目安がないのだ。

実際に私は指定された手順を踏んで作ったにもかかわらず、いまだに正解が分かっていない。もしかしたら人によっては見た目で判断できるのかもしれないけど……。

HPの写真もオシャレに撮ってあるのはいいが、目に見えてコレという完成形が分かればありがたかった。まぁ生地の裏側はしっかり焼けていたから大丈夫……仮に失敗していたとしてもウマかったし、裏を返せば成功したらもっとウマくなるというだけなので今回の出来上がりでよかった……と思う。たぶん。

参照元:無印良品「4種チーズのピザ」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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