現実世界でも冬の足音が聞こえてくるようになった。吹く風は冷たく、ショッピングモールでは早々にクリスマスツリーがお目見え。街頭に「ジングルベル」があふれる日も近いだろう。
予告どおりNintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』にも冬のアップデートが到来! 楽しみなのはクリスマスの飾り付けだけれど、どんな要素が追加されたのかみてみよう。
・季節のイベント追加
まずは季節のイベント。11月26日の「サンクスギビングデー」では広場にシェフの「フランクリン」が訪れ、料理を振る舞ってくれるとのこと。どうやら食材探しのお手伝いを必要としているらしいぞ。公式映像では「かぼちゃ」を渡していることを確認。
日本ではあまりなじみがないけれど、「サンクスギビングデー(感謝祭)」とは収穫に感謝して家族で食卓を囲む祝日。七面鳥の丸焼きを食べるのが習わしで、アメリカでは親族一同が集まるために日本のお盆のように交通機関が混雑するらしい。
続いておなじみのクリスマス。12月24日の「クリスマスイブ」には、黒鼻のトナカイ「ジングル」が島にやってきて、プレゼントをくれるという。こちらも公式映像ではプレイヤーが「お手伝い」をしているところを確認。サンタのように島民にプレゼントを配っていたぞ。
島はキラキラ光るイルミネーションで、夜でも明るく飾られていることが確認できる。クリスマスツリーはもちろん、LEDライトのトナカイやプレゼントボックス、雪の結晶なんかもある。
ちなみに恒例のアップデート記念品は「ブッシュ・ド・ノエル」が届くぞ。これもクリスマスムードたっぷり! 個人的に、クリスマスのデコレーションはハロウィンよりもウェディングよりも、1番気持ちが盛り上がる。
・季節のアイテム追加
12月1日から「たぬきショッピング」にも季節のアイテムが配信。北半球では「まふゆのセーター」「オーロラのかべ」が、南半球では「ひまわりのはなかんむり」「ひまわりのラグ」がオーダーできるようになる。
さらに年越しアイテムとして12月26日~12月31日の期間限定で「スパークリングサイダー」「12つぶのぶどう」「ベルリーナー」「としこしそば」をオーダーできるという。
「12つぶのぶどう」ってなに? と思ったら、スペインの年越しの習慣だそう。大晦日の時計台の鐘に合わせて12粒のぶどうを食べきることができたら縁起がいいんだって。そして「ベルリーナー」はドイツの年越しアイテムで、甘い揚げパンだそう。
「としこしそば」はもちろんご存じ、日本の縁起物。そばは切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味らしいけど、筆者が昔から聞いていたのは「そばは細長いから長寿の象徴」という説だ。
・その他の追加要素
細かい追加要素や機能改善はたくさんある。「タヌポータル」で「ナウい! リアクションずかん」を交換すると、新しく9種類のリアクションが追加。スマホで写真を撮るような「ナウい?」リアクションができるようになる。髪型を追加できる「もっと! ヘアアレンジ×6」も登場。
マイホームを最大まで増築し、さらにローンを完済した人は「収納を増やす」リフォームが可能に。最大収納数1600だったところ、2400に増設! 収納不足で泣く泣くアイテムを手放していた人には朗報だ。
その他、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』仕様のスマホデザインが登場したり(ダウンロード手順あり)、「ゆめみ」に見せてもらえる島をランダムにする「おまかせする」が追加されたり、セーブデータの引っ越しができるようになる。地味だけれど重要な機能が追加されているぞ。
もしスマートフォンアプリ「Nintendo Switch Online」を使っているなら、内蔵の「タヌポータル」が11月下旬にアップデート予定だ。「カタログ」機能が追加され、入手したアイテムを手持ちのスマホから検索・確認できるようになる。
・次回のアップデートは1月下旬
恒例の注意事項だが、冬の無料アップデートは11月19日10:00から配信している。本体をインターネットに接続し、ユーザーとニンテンドーアカウントを連携した状態でソフトを起動する必要がある。
イベントの一部機能は「案内所」の建物が完成している必要があるので、最近始めたばかりというプレイヤーは当日までにゲームを進めよう。次回アップデートは1月下旬に配信予定だ。
参考リンク:任天堂
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
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『あつまれ どうぶつの森』更新データ(Ver.1.6.0)の配信を開始しました。https://t.co/mawUtCenaX pic.twitter.com/5gQiHxcVzT— どうぶつの森 (@doubutsuno_mori) November 19, 2020