松屋の冬の定番といえばチゲだ。量、ボリューム、辛さと、どこをとってもハイクオリティ。特にカルビ焼肉がついた『チゲ牛カルビ焼肉膳』は満足度が高い。そんな松屋のチゲが、一部店舗でテスト中だという。
例によって松屋の公式Twitterにて明らかにされたもので、なんでも今年はチゲの肉が前年比で1.8倍になったらしい。肉が増えるのは良いことだ。さっそく食べてみたぞ!
・カルビも
公式Twitterでは『牛キムチチゲ膳』が紹介されていたが、店舗に来てみると『牛チゲカルビ焼肉膳』も同時にテスト中であることが判明。松屋に問い合わせてみたところ、どちらの牛チゲも肉は前年比で1.8倍になっているとのこと。
つまり、肉の総量的にはカルビの分だけ『牛チゲカルビ焼肉膳』が勝るわけだ。肉は多ければ多いほどいいので、『牛チゲカルビ焼肉膳』を迷わずチョイス。
ちなみに、値段はチゲ膳の並が税込み650円で、チゲカルビ膳の並は税込み790円。どちらも卵の状態を生か半熟か選ぶことができ、プラス100円でサラダをつけることも可能だ。そして安定のライス大盛り無料。
ほどなくして2020年度版『牛チゲカルビ焼肉膳』が到着。
・肉が1.8倍
ちなみに筆者は去年も『牛チゲカルビ焼肉膳』を食べている。その時の写真が残っていたので、チゲの様子を比べてみることに。
2020年の方がスープ上に出ている肉の量が若干多いように見えなくもないが……ぶっちゃけ外見からはよくわからない。試しにスプーンで肉をすくってみると、確かにスープや豆腐等も含めた総量に対し、肉の量が多いような気がする。
ちなみに値段は去年より60円アップ。そして去年は生野菜セットがプラス40円だったのに対し、今年はプラス100円。そういえば、今年は野菜の値段高騰していたしなぁ。
・チゲ入り肉
去年は卵の処遇について大いに悩んだものだが、あの後も何度か食べるうちに、ご飯に卵をブチ込んで混ぜ、その上からチゲをブチ込み、混ぜずに下からご飯とチゲをすくうようにして食べる……というスタイルに落ち着いた筆者。
こうすることで、あくまで卵はご飯にのみ最大限の効果を発揮し、チゲに卵を入れて混ぜるパターンよりも、チゲの辛さがそこまでマイルドにならないのだ。いささか品が無いという批判も出るかもしれないが、庶民の飯というのは往々にして品が無いスタイルの方がウマくなるものだ。
こいつをハフハフとかきこみながら、カルビ焼肉をつまむ……!
食べてみて確信したが、確かに肉の量が多い。去年はあくまで「肉入りチゲ」という感じだったが、今回は「チゲ入り肉」と言えなくもないくらいの肉を感じる。まるで普段の牛丼にチゲスープをかけたかのよう。
辛さも相変わらずのパンチ力で、急速に寒くなりつつある日没後などには、いい感じに体が温まるのではなかろうか。公式Twitterにてテスト店舗の一覧のリンクが公開されている。近所に店舗がある人は食べてみてはいかがだろう。無い人は、全国展開を待とう。
参照元:松屋、Twitter @matsuya_foods
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.