プリン好きに朗報! 1984年創業、ビーカー入りの手作り焼きプリンで有名な「マーロウ」が、初めてとなる喫茶専門店をそごう横浜にオープンした。

マーロウそごう横浜店のプリンショップは約20年間にわたって営業を続けている。「その場で食べたい」という客からの声に応えて、2020年10月16日に「マーロウ ブラザーズ コーヒー」が誕生したのだ。実際に利用してみたところ、プリン好きの私(佐藤)から言わせればヘブン(天国)だ! プリン好きたちよ、集結すべし!!

・全国初

マーロウはもともと横須賀市に本店を置くレストランである。神奈川県では葉山と逗子、東京都では銀座・三軒茶屋、そして10月2日には西武池袋本店に出店。テイクアウトのプリンショップが基本であり、イートインならびにコーヒーショップは、ここそごう横浜店が全国初となる。

さてお店を訪ねると、まず目に入るのがショーケースだ。プリンがズラリ! と並んでいる。もう見ているだけで幸せな気分だ! このなかから選ぶ訳だが、時間が許すなら1時間くらいじっくりと考えたい!!



困ったことに期間限定商品がある。神奈川店舗限定販売の商品もある。そしてレギュラー商品もある。「限定」と言われると、それ食わなきゃ! ってなるから、悩む~……。レギュラー商品もおさえておきたいし、今しか食べられないものもあるでしょ? ううう…悩むよ~。やっぱり1時間くらい時間が欲しい。


・プリンヘブンはココです

定番のカスタードプリンを食べたいと思ったけど、都内に戻ると食べられない神奈川限定商品の「クリームチーズプリン」と「チョコレートプリン」を食べることにした。価格はどちらも税別770円。それに、マーロウブラザーズブレンドコーヒーのMサイズ(通常税別480円、プリンとセットで100円引き)を頼んだ。


器に盛られたプリンの美しさと言ったらない! テイクアウトした場合、私はビーカーのまま食べる。それでも十分満足だけど、器に盛るとカラメルソースが滴る様がイイ! こっちの方が断然美しいし、美味そうだな。


食べるのが惜しい。惜しすぎる、このままずっと見ていたい。もしも私がミクロサイズの小人になったら、このプリンの上に家を建てて住む。そして腹が減ったら足元のプリンを食うんだ……。

いかん! プリンを注視していたら、おかしな妄想に憑りつかれてしまった。


食べると、美味しさに思わず身震いしてしまう。とろけるような舌触りと滑らかさ、ほんのりチーズの香りが鼻を通り抜けていく。ああ~……、幸せだなあ。今年はいろいろあったけど、このひと口でマジで救われるよ……


チョコレートプリンも美しい。茶色の生地はどこか凛々しささえ感じさせる。


引き締まって見える色合いだからなのか、どこか男性的な印象を受ける。あえて言うなら、「プリン界のイケメン」といったところだろうか。


こちらは甘さの中に、かすかなほろ苦さを感じる。ホットコーヒーとの相性は抜群だ。私は2つのプリンを交互に食べながら、合間にコーヒーをすする至福の時間を過ごしてしまった。なんてぜい沢なんだろうか! 神様、ありがとう!! 幸せです!


全国、いや世界のプリン好きに伝えたい。ここで食えるぞ! マーロウの美味しいプリンがっ! 来られない人は、通販でマーロウのプリンを楽しんでくれよな!!


・今回訪問した店舗の情報

店名 マーロウブラザーズコーヒーそごう横浜店
住所 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店B2F
時間 10:00~20:00
定休日 なし(施設に準ずる)

参照元:マーロウ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24