事前に告知されていたように、2020年10月2日からポケモンGOの一時的な機能やボーナスの内容が変化した。ギフトを持ち運べる上限数が20個、毎日最初にポケモンを捕まえたときに獲得できる ほしのすな とXPが3倍、そして「おこう」の効果60分持続が恒久的ものになったのはご存じの通りだ。

ありがたやぁ〜、ありがたやぁ〜……と思いきや! できれば残しておいてほしかったものもチラホラ。たまごの距離半分まで欲を出さないが、「ギフトの出現確率」は必ず出る仕様そのままでいてほしかった……。

・以前の出現確率

変化があったとはいえ、ギフトは一応普段よりも高い確率で出現するらしい。しかし、それって一体どれくらいなのだろうか。詳しい数字が告知されていないとなればやることは1つ。地道な独自調査である。

参考までにコロナ前のギフト出現確率(当サイト調べ)をお伝えしておくと、およそ40〜50%でポケストップの少ない田舎だと地獄のように辛かったことが思い出される。

今回、高い確率というからには80%くらいは叩き出してほしいが、こればかりはやってみないと分からない。とりあえずポケストップをガンガン回し、100回を目標に検証してみた。


・ポケスト100回

ここで注意すべきは相棒ポケモンの存在である。所持しているギフトの数が少なくなったら持ってきてくれる(1日1回限定に変更済み)ため、適度にとっては捨ててを繰り返さないといけない。これまで「相棒ギフト収集」はありがたかったものの、今日という今日だけは仕事をしてもらっちゃ困る。

んで、相棒を牽制しつつポケストップを100回まわしてギフトはどれくらい出たのかというと……なんと!



出るわ、出るわ……!


76 / 100


書いてそのまま76%と悪くなく本当に “高い確率” であった。これなら田舎でポケストップを回してもストレスをため込むことはないだろう。ただ、確率とは試行回数を重ねれば重ねるほど収束していくもの。これにて終了というのはちと早いため、もうちょっと回数を増やしてみよう。

・300回を目指すもアクシデント発生

そこで翌日、次なる大台の200……いや、300回を目指してみた。ここから100回刻みで結果をご覧いただきたい。


次の100回で出たギフトは……


70 / 100


ギリギリ7割をキープする結果に。ここまでの合計は146 / 200。この調子ならば、おそらく7割以上は出てくれると言ってもよさそうだ。その後も勢いそのままとって捨ててとって捨てて……ランナーズハイならぬポケストハイになりながらさらにギフトを数えていく。そしたら……異変が起きた。


そう、とって捨てての100回を超えたあたりから同じポケストップを回してもギフトが一切出なくなったのだ。ポケモンGOにはいろんな上限があるとは聞いたことあるが、まさか……!!

当日別の場所でもポケストップを回しているため、正確にはどれくらいで上限に達したのかは分からない。ちなみにその日は場所を変えてポケストップを回してもギフトが出ることはなかった。もしかしたらもしかして、ギフトを受け取る限度が100回とかだったりするのだろうか。

思わぬ形でギフト検証を終えることになったし、ギフトを100個も捨てるトレーナーはまぁいない。そう思われるが、ギフトの出現確率に関しては個人的な体感だと3回連続で出ないことは稀。別日のギフト収集も似たようなペースだったため、およそ7割と予想する。コロナ前の倍とはいかないまでも、確かに高い確率であった。

変更された内容について余談だが、おこうの効果が強化されるボーナスは歩いている時のみ適用となっているも、10月17日に開催予定のコミュニティ・デイ(ヒトカゲ)のボーナスはルアーモジュールでなく おこう のままとなっている。これからはコロナと共存していく時代。上手に付き合って元あった生活が戻ってくる日を待ちたい。

参照元:ポケモンGO公式サイト
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)