表面はカリッ、中はとろっとしたたこ焼きでおなじみの『築地 銀だこ』。そんな銀だこが、横浜銘菓「横濱ハーバー」とコラボした「銀だこハーバー」を数量限定で販売開始した。

「銀だこハーバー」は何も中にタコが入っているわけではなく、中身は通常の「横濱ハーバー」。しかし、可愛い限定パッケージに入っている上、購入すると1本「銀だこウーロン茶」がもらえるのだ。しかし、これが美味しい罠だった……!

・たこ焼き不可避

「銀だこハーバー(5個入り・税込891円)」は2020年8月27日から数量限定で、首都圏を中心とした『築地 銀だこ』(一部店舗除く)にて販売開始された。売り上げの一部は「横濱ハーバー基金」を通じて医療従事者などの活動支援に充てられるようだ。

「横濱ハーバー」は販売元『ありあけ』の神奈川にある直営店やオンラインショップなどで購入することが出来るが、銀だこの店舗で気軽に購入できるのは嬉しい。さっそく「銀だこハーバー」を購入しようと列へ並ぶが、並んでいる間中たこ焼きの香りが誘惑してくる……!

たこ焼きに誘惑されながらも、なんとか「銀だこハーバー」を無事購入できた。コラボ限定パッケージには、「横濱ハーバー」でおなじみの出港する船のイラストにタコさんたちが描き加えられていた。可愛い。しかも、おまけでもらった「銀だこウーロン茶」のパッケージも可愛い。

「銀だこハーバー」の中身はというと、通常の「横濱ハーバー ダブルマロン」と同様のものだ。パッケージが限定仕様になって「銀だこウーロン茶」が1本付いてくるにもかかわらず、お値段は据え置きでお得。

「銀だこハーバー」こと「横濱ハーバー ダブルマロン」のお味はというと、甘くしっとりとした柔らかい生地になめらかな栗が練り込まれており、時折混ざっている小さな栗の甘露煮がアクセントになっていて美味しい。ダブルマロンの名は伊達じゃなかった。

甘い「銀だこハーバー」をいただきながら飲む、爽快な香りとすっきりとした味わいが楽しめる「銀だこウーロン茶」も最高。だけど、そんなウーロン茶を飲んでいると、カリッふわっとしたしょっぱくて少々脂っこいものが恋しくなってくる……

恋しくなってくるんだよ……

そう、たこ焼きが!!

注文待ちの間からたこ焼きの良い香りに誘惑され、さらに脂ものに抜群に合いそうなウーロン茶を貰って、たこ焼きを食べずに我慢できる者がいるのだろうか? 銀だこの巧妙な罠に引っかかってしまった気がする。

しっとりと甘くて栗を堪能できる「銀だこハーバー」、香りと味わいで口の中をすっきりさせてくれる「銀だこウーロン茶」、そしてカリカリふわふわとろとろのたこ焼きで食欲を存分に満たされた。

罠にかかってたこ焼きも食べてしまうこと間違いなしだが、罠にかかっても美味しく満足出来るのなら本望かもしれない。

参照元:ヨコハマ経済新聞
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.

▼ウーロン茶をもらって初めて「たこぼ〜」の存在を知った。可愛い。