夏真っ盛り。8月に入って連日猛暑が続き、このお盆期間中は暑さのピークを迎えることが予想されている。こまめに水分をとりながら、熱中症対策を万全にして欲しい。こんななかでもお店や施設に入る時に、マスクの使用を求められる場合があるので、出かける際は特に注意を。

さて、そのマスクについて私(佐藤)は2020年5月に東京・新大久保で販売価格を調べている。その当時、マスク1箱50枚入りが3000円くらいで販売されていた。

あれから3カ月が経って、今また感染が拡大するなかで価格はどう変化しただろう? 再び新大久保に行って店先に並んだ商品の価格を調べたところ、店によって値段がバラバラになっていることが判明した。これは値崩れしてるってことなの?

・マスクの壁だった

5月の段階でマスクの販売価格は、1箱50枚入りでもっとも安いもので2980円。高いものは3500円もしていた。通りに面した雑貨店の多くは、入口付近に大量のマスクを積みあげ、それが “マスクの壁” と化していたのが印象に残っている。

それから少ししてマスクの供給が間に合うようになると、スーパーやドラッグストアのマスクを求める早朝行列も解消され、今はコンビニでもカンタンに購入できるようになった。


・2020年8月のマスク価格

どこでも買えるようになった今、新大久保のマスク販売価格はどうなった? 気になったので、店舗ごとの値段を調べてみた。


A店 不織布マスク白50枚 税別888円
B店 個別包装箱詰めマスク50枚 税別3000円
C店 プリーツタイプ3層マスク50枚 税別590円
D店 3層保護フィットマスク50枚 1000円(消費税に関する表記なし)
E店 マスク1箱50枚 税込700円
F店 マスク1箱50枚 税別1280円


以前はだいたい3000円台が相場だったが、今はもう平均的な価格はない。店ごとに在庫状況に合わせて、値段をつけている感じだ。実際「在庫処分」や「現品限り」などの売り文句をつけているお店もいくつかあった。

そんな箱入りマスクよりも目についたのは、個包装の「冷感マスク」や「洗えるマスク」だ。こちらの方が単価が高いため、扱うお店が増えたような気がする。箱入りマスクから個包装マスクにシフトしたのかも……。

いずれにしても、マスクはこの先も当面、必需品であることに変わりはない。不特定多数の人が行き交う場所では、マスクを着用した方が良いだろう。暑さで息苦しさを感じた場合は、場所を選んでマスクを外し、水分をとるように。感染予防と熱中症予防、その両方を心がけよう。


参照元:tenki.jp
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24