お〜っと、これはマニアック! これまでスマホ用のクリップ式「広角レンズ」や「魚眼レンズ」、あるいは「マクロレンズ」なんかは100円ショップによく売られていたが、まさか「PLフィルター(偏光フィルター / 偏光レンズ)」が100円で売られる日が来るなんて……!
100円でPL(偏光)。100円で……!! すごくない? だってだって一眼レフ用のPLフィルターなんて、サイズによるけど5000円くらいするんだよ!? それが100円……おったまげ〜! もちろん即買い。とりあえず水面を撮ってみた!
・PL(偏光)フィルターとは何か
カメラに詳しい人から厳しく突っ込まれそうなので究極レベルの簡単な説明で済ませようと思うが、PL(偏光)フィルターとは、ずばり……反射光をコントロールするレンズのことである。
反射光をコントロールするとは、はたしてどんなことなのか? とりあえず、うちにある水槽をスマホで撮ってみよう。
うん。ライトの光が水面に反射している。しかし……
今回購入したPLフィルター(偏光レンズ)をスマホのカメラレンズに装着して……
クリクリとレンズを回して「乱反射光カット量」を調整すると……
水面の反射がなくなった〜!!
ビフォー・アフターを見れば一目瞭然!
……もう1回いこう。
水面に景色が映りこんでいる。しかし、PLフィルター(偏光レンズ)で撮影すると……
む……!?
水中に沈んだ猫ちゃんが浮かび上がってきた〜\(^O^)/ ……みたいな感じで、これを海とかで撮影したら、めちゃくちゃキレイに撮れるのだ。本当は今回も海とか川とか公園の池とかを撮りたかったのだが、外出自粛な今日このごろ、うちにある「水面」で申し訳ない。
ちなみに水面だけではなく、山とかそういう景色も、光の反射をコントロールすることによって色が鮮やかになるため、この商品のパッケージにも書いてある……
「被写体をより鮮明に!」な状態になるわけだ。「景色」を撮るシーンがあったら、ぜひともポッケに忍ばせておきたいアイテムである。
早くコロナがおさまって、海に山に、いろんなところを撮影しに行きたいな〜。今は家でじっくり、その日が来るのを心待ちにしよう。100円のレンズを眺めながら、いつかの海に思いを馳せて。
Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24