スマホが普及して誰でも手軽に写真を撮ることができるようになった。みんなスマホで撮影しているのかと思いきや、意外にも若年層の間では、フィルムカメラやインスタントカメラが人気なのだとか。

トイカメラの人気も高く、手のひらサイズながらも侮れない性能を備えたものも数多く販売している。2024年3月に発売開始となった「Pieni(ピエニ) M」も小さいながらもかなりスゴイぞ。この製品はなんと、カラー液晶モニターを搭載しているのだ! これがしっかり見れるんです!

・カラー液晶モニター付きトイカメラ

この製品は、レンズやレンズフィルター、カメラ用品の製造販売を行う「ケンコー・トキナー」が手掛けたものだ。同社は以前からトイカメラを取り扱っており、3月15日にこの液晶モニター付きのものを発売した。お値段7920円。


製品の仕様をザックリ説明すると、カメラは122万画素、モニターは0.96型TFT液晶。レンズはf=3.2mm F2.8。記録媒体はmicro SDカードで、充電はType-Cで行うことができる。それから製品には、ストラップとType-Cの充電ケーブルが付属している。


「手のひらサイズ」というにはあまりにも小さい。横幅約63mm、縦幅約36mm。厚みは約19mmしかない。「持つ」というよりも「つまむ」と言った方がふさわしいかもしれない。


この小ささにして、裏面にはしっかり液晶モニターがついている。画面は小さいけど、被写体を確認するのには十分である。


カードの挿入口はサイドにあり、ここにmicro SDカードを差し込む。


静止画だけでなく動画撮影にも対応している。さらに驚くのは、再生モードも備えているのだ。極小モニターで写真や動画まで見ることができてしまう



・再生モードで動画も見れる!

実際どれほどの静止画・動画の撮影ができるかというと……。スマホ(iPhoneSE第2世代・Pixel 7a)と比べると、当たり前だがそれらよりも画質はかなり劣る


値段もサイズもスマホよりもずっと下なので仕方がないだろう。だが、これはこれで昔のコンデジやガラケーみたいで味がある


画質はよくないけど、コイツ一丁前にカラーフィルターが使えるんだぞ! 小粒のくせに性能てんこ盛りの生意気なヤツなんですよ!!



動画も結構ノスタルジックでいい雰囲気。粗さが逆にシブく感じられる



それと個人的に感動した再生モードは、静止画だけでなく動画もしっかり確認できる。小さいがゆえに、老眼の私(佐藤)には見るのがツライけど、健気でカワイイじゃないの


鮮明に撮れるスマホや上等なカメラでは捉えることのできない、独特の雰囲気が良い。文字通り、オモチャのひとつとして遊んでみるのも良さそうだ。ただし、本当に小さいので落っことしたら見つからないかも。しっかりストラップをつけて、PieniMを持ってでかけよう!


参考リンク:ケンコー・トキナー
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24