「ステーキ食べるならココ!」って感じの社長が印象的な『いきなり!ステーキ』、略して “いきステ”。コスパ系ステーキ店……だと思う。白状すると、私(中澤)はほとんど いきステに行ったことがない。言わば「いきステ素人」だ。
対して、ロケットニュース24には「いきステ通」が結構いる。そんないきステ通の1人がオススメしていた店舗限定弁当『やわらか牛たん重』を素人だけどいきなり食べてみたため、正直に感想をお伝えしたい。
・言葉が不器用になるくらいウマイ
まず、この弁当をオススメしていた人物をご紹介しよう。その名も Yoshio。ロケットニュース24の創始者であり、みんなの上司だ。石原軍団で例えるなら渡哲也みたいなものである。
『いきなり!ステーキ』ばかり食べているというレベルではないものの、普通に いきステに行っていることはインスタグラムの投稿からも伺い知ることができる。
普段はあまり更新されず、のんびりした内容の多い彼のインスタ投稿。だが、2020年4月27日の更新は、これまでとは一線を画す異常な熱を帯びていた。
「いきなりステーキの牛タン弁当が、チクショーなくらいうめぇじゃねぇか!」
──「チクショーなくらいうめぇ」とは一体どういうことなのか? 言葉の意味は分からないが、圧倒的なテンションだけは伝わってくる。おそらく Yoshio は感動しているのだ。そして、その感動は言葉が不器用になってしまうくらいの勢いだったに違いない。
・グルメな Yoshio
余談だが、Yoshio はグルメである。編集部での昼食も近所のコンビニや松屋などで済ませる者が多い中、1人だけ伊勢丹のデパ地下まで買いに行っていた。
そんな Yoshio の「チクショーなくらいうめぇ」は私ごときには想像がつかない。気になったので Yoshio の言う「牛タン弁当」を調査すべく『いきなり!ステーキ』に向かった。
・牛タン弁当の正体
店頭には弁当の貼り紙。いきステ弁当と言えば、以前の記事で「ステーキ重」をお伝えしているが、新しく「やわらか牛たん重(税別1180円)」という弁当が追加されているではないか。どうやら Yoshio の心を打ったのはコイツのようである。
さっそく、購入し家に持ち帰って開けてみたところ……
ご飯の上に牛タンがズラー!
6枚の牛タンが絨毯のように敷き詰められている。さらに、牛タンを箸で持ち上げると米には肉汁が染みていた。食べると、歯に柔らかみを感じるほどの厚み。「やわらか牛たん重」の名前は伊達じゃない。マジで柔らかい。
そんな牛タンから染み出す肉の旨みが米と非常にマッチする。ほうほう、確かにめちゃくちゃウマイぞ。こんなにウマイ牛タンはひょっとしたら初めて食べたかもしれない。ただ……
高くね?
・正直レビュー
誠に いきステ素人な気がして言いづらいのだけれど、正直言うと弁当で税抜き1180円(テイクアウト値引き込みで税込1140円)は高い気がする。逆に1000円を超えてくるならば、もうちょっとボリューム的にビックリがあって欲しかった。
とは言え、これは私が庶民すぎる素人だから気になってしまったことに違いない。そして、そんな素人である私にも分かるくらいウマイことも事実。味で弁当1000円超えを許せるグルメさんは逆に高コスパに感じるかも。
なお、この弁当は店舗限定での販売とのことだが、全国196店舗で取り扱いとかなり手広く販売されている。気になる方はお近くの『いきなり!ステーキ』で販売されているかどうかサイトで詳細を確認してみてくれ。それにしても、うめぇなチクショー!
参照元:いきなり!ステーキ
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.