「ご当地」といえば、その地域や土地を表現するのに用いられる言葉だ。ご当地グルメやご当地ソングなど、あとの言葉が続く場合が多い。では、「ご当地歯磨き(歯磨き粉)」をご存じだろうか?

これは個性的な雑貨やアパレル商品を手掛ける「アートイ」の商品。そのなかでも個性が際立っているのが「たこ焼き味」のご当地歯磨き粉である。なんだと!? たこ焼き! これで歯を磨いたらどうなっちゃうんだ?

・たこ焼き味の歯磨き粉?

先日ヴィレッジヴァンガードで在宅作業用に「プレミアムゲルクッション」を購入した際、どうしても目に入ったのがたこ焼き歯磨き粉だった。正式には全日本ご当地歯磨き大阪たこ焼き味。値段は税別380円だ。


あいにく歯磨き粉は間に合っている。私(佐藤)はかかりつけの歯科医師に「コンクール ジェルコートF」を勧めてもらってから、それ以外を使っていない。


だが気になる!


・匂いはさわやか!?

ということで、買わざるをえなかった。さっそく開封して匂いを嗅いでみよう。事前に抱いたイメージはソースだ。きっとソースがたっぷり入っているに違いない! そう思い描いていたのだが、実際に嗅いでみると……。


………さわやか………


まさか! まさかの爽やかな香り!! なんというか、こうコッテリとした匂いがするものと思っていたが、全然ソースの香りがしない。「爽快感」という言葉がしっくりくるじゃないか。成分を見ると、メントールが入っている……。う~ん、ひょっとして口に入れたらコッテリしているのかな?


・味は?

実際に磨いてみよう。歯ブラシにつけてみても、歯磨き粉の見た目は一般的なものと変わらない。匂い同様これまたなんというか、ソースのような茶色ではない。とりあえず歯磨きしてみるか……。


ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ……


う~ん、やっぱり爽やか。たこ焼き感は、ぶっちゃけゼロである。


「たこ焼き味」という言葉で勝手にコッテリというイメージを抱いてしまい、“ネタ商品” と思ってしまったが、十分普段使いできる歯磨き粉だった。いずれにしても興味深いパッケージであることに間違いない。このほか「餃子味」「ゴーヤー味」などもあるそうなので、興味のある人はチェックしてみて欲しい。

参照元:アートイ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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