3連休明けの気怠い火曜日。たっぷり休んだはずなのに、気分はすでに木曜日な私(あひるねこ)の目を覚ましたもの。それはエビスビールの誘惑であった。
聞くところによると本日2020年2月25日は「エビスの日」らしく、老舗ビヤホール『銀座ライオン』各店にてなんと、エビス生ビール各種が終日半額で提供されるらしいのだ! 苦しゅうない、実に苦しゅうないではないか。まだ平日の昼前だけど1杯キメたろ。
・エビスが終日半額
明治32年創業の『銀座ライオン』と言えば、知らぬ者はないビヤホールの代表格である。有名なのは銀座七丁目店だと思われるが、その店舗は全国に点在している。にもかかわらず、私はこれまで一度もライオンヌしたことがないのだ。あああ~、ライオンヌしたいな~。
なんてことを考えながら新宿を歩いていたところ、「エビス全品半額」の告知が目に入ってしまったからさあ大変。これはもう生まれて初めてライオンヌするしかあるまい。というわけで、さっそく入店。
・初ライオン
ここ新宿店は、去年創業80周年を迎えた老舗中の老舗だ。地下1階のビヤホールは天井が高く開放的な雰囲気で、BGMも含め、そこはかとなくドイツを感じさせる。ご時世的にガラガラかと思いきや、意外と昼からビールを楽しんでいる人は多い。
エビスならグラスもジョッキも終日半額だというので、とりあえずエビス生ビールの小グラスを注文してみた(税抜700円)。とは言えまだ2月ですし、店内も何やらひんやりしている。
そのため、いくら7:3の比率で完璧に注がれたって……
これを全部飲み干すのはちょっと……
いや、うっまァァァァァァアアア!!!!!
・知ってた
ドンピシャで注がれたエビスうっま!!! ずっと泡でフタがされているからか、一口目のウマさが最後まで途切れることなく喉に突き刺さるでござんす。その結果、約1分ほどでグラスの中身が消失してしまったため、お次は「エビススタウト クリーミートップ(税込700円)」にいってみたい。
オリジナルグラスに注がれたエビススタウトの泡は、1杯目をはるかに上回るきめ細かさで もはやフォトショ加工の領域と言っていい。滑らかな口当たりながら、やはり消えることなくビールにフタをし続けることで、空気との接触を最大限防いでくれるのだ。半額だからか余計にウマいぞ!
枝豆(税抜590円)や「ビヤホールウインナー(税抜830円)」といった定番のフードメニューを挟みつつ、さらにここで「琥珀エビス」の中ジョッキ(880円)を戦線に投入。もう平日の昼とか小グラスとか言ってる場合じゃねえ。今日は息をするようにエビスだ。
・本日限定
それでもレシートを見ると、ファミレスみたいな価格になっているのだから喜びしかない。お通しや席代がないのもベリーグッドである。連休明けの気怠さは、やはりビールでフッ飛ばすのが一番だろう。終日半額は今日だけだから忘れないでくれよな! たぶん、私は帰りも寄る。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ビヤホールライオン 新宿店
住所 東京都新宿区新宿3-28-9 新宿ライオン会館B1・1F
時間 11:30~23:00(月~木)、11:30~23:30(金・土・祝前日)、11:30~22:00(日・祝日)
休日 なし
参考リンク:銀座ライオン
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼エビスが全品半額だ。
▼枝豆(税抜590円)と、
▼ビヤホールウインナー(税抜830円)。
▼終日半額は今日だけだぞ!
▼ファミレスみたいな価格である。