新型コロナウイルスの影響で、日本の観光地では外国人観光客が減少しているという。テレビの報道を見ると、昨年は劇的に混んでいた京都でも客足が減っているのだとか。都内の各地でも普段より人が少ないらしいが、実際のところどうなのか? 浅草の様子をお伝えすると共に、人生で初めて「爆笑似顔絵(カリカチュア)」を体験したので、その様子をレポートしよう。
・浅草の観光客は?
私(佐藤)が訪ねたのは、2020年2月12日。建国記念日の翌日だったので、混み合ってないことは容易に想像がついた。電車を降りて銀座線のホームに降り立つと、たしかに人の姿は少ないように感じられる。
もしかして、雷門の前で周りを気にせずに自撮りできるのでは? と思ったが、普段と変わらないくらい人がいるんじゃないか?
雷門は記念撮影のスポットなので、人が多く立ち止まっていたが、仲見世のなかに入ると、割とゆったりと歩くことができた。とはいえ、人がいないという状況ではない。中国人観光客らしく人の姿は少なかったが、聞こえてくる言語からそのほかの国々の人は、大勢いると感じられた。
後述する爆笑似顔絵總本店 浅草・雷門店のスタッフに尋ねると、やはり客足は減っているとのことだった。しかしながら、「人がいない」というほどではないのが実際のところ。レンタル着物を着つけて、街歩きや記念撮影を楽しんでいる外国人をあちこちに見かけた。
・爆笑似顔絵体験
さて、せっかく浅草まで来たので、普段は素通りするお店に立ち寄ってみることにした。爆笑似顔絵總本店である。
すぐ近くに創業店舗があり、こちらは事実上浅草の2号店。現在は都内に約10店舗、関西方面には京都・大阪・神戸、九州・博多にも店舗がある似顔絵チェーンだ。運営元のカリカチュア・ジャパンは似顔絵制作サービスのほかに、似顔絵教室も開いており、プロの養成も行っているそうだ。
私は初めて体験したのだが、制作時間はおおむね10分。それで色付けまでしてくれる。最初に背景(プリント)の有無を選択。そして、モデルの雰囲気をより強く出すための「誇張レベル」を選択する。誇張レベルは「ひかえめ」「おもしろめ」「はげしめ」の3段階に分かれている。また描いてもらう人数に応じて、料金は変動する。1人の場合は2200円(税別)だ。
私は誇張レベルはげしめ + 1500円(税別)の額を購入することにした。そうして、出来上がった絵がコレだ。
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いかがだろうか?
すごく良く特徴を捉えている。たった10分でここまで描けるとは、絵心ゼロの私は驚かざるを得ない。もっと時間をかけても、私はここまで描けない自信がある。
いまだ新型コロナウイルスの影響は、終わりが見えない。観光産業には少なくからず影響が出ていると思うのだが、これを機に、人が多いという理由で避けていた場所に出かけてみたいと思う。1日も早くウイルスの影響が収束し、また観光地に人が戻って来ることを願うばかりだ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 爆笑似顔絵總本店 浅草・雷門店
住所 東京都台東区浅草1丁目19-3 浅草仲松ビル1F
営業時間 10:00~20:00
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24