読者のみなさんは好きなスパゲッティといえば何味を思い浮かべるだろうか。筆者がよく食べるのは「カルボナーラ」。濃厚なクリームソースや香ばしいベーコン、ピリ辛の黒胡椒を麺に絡めて頬張るのが好きだ。

おいしいカルボナーラをガッツリ食べられる専門店はないものかと調査してみた結果……あった。東京・浅草の「カルボ」というスパゲッティ屋が評判らしい。どうやら “デカ盛り” サイズも存在するようなので、さっそく食べに行ってみることに。


・浅草のスパゲッティ専門店「カルボ」


ここが浅草の雷門近くに店を構えるスパゲッティ専門店「スパゲッティスタンド カルボ」。店名から察するにカルボナーラによほどの自信があるとみた。看板のイラストもユニークでおもしろい。期待が高まる。


ぱっと見た感じ、店内はカウンター席がほとんど。ひとりでも気軽に立ち寄れる雰囲気がイイ。


頼むものはすでに決まっているが、いちおうメニューを見てみよう。スパゲッティの種類は1番人気のカルボナーラのほかに3種類ある模様。トッピングなどもかなり充実しているので、スパゲッティ好きにとっては嬉しいところ。


サイズは小(200g)・中(400g)・大(600g)から選べるが、ネットのクチコミによると裏メニューサイズが存在するらしい。メニューに記載されていない山盛り(1kg)なるデカ盛りサイズが注文可能のようだ。

……ふふ、久々に大食いに挑戦してみるとするか。というわけで意気揚々と『カルボ』の山盛り(税込1500円)をオーダー。


待つこと約10分。


……えっ、


スゴイのキターーー!!!

……想像以上にデカい。筆者のスマホ(iPhone6s・高さ約14cm × 幅約7cm)と比べてみると……

この圧倒的なボリューム。麺の量だけで1kg……ソースや具材を含めたら1kgは余裕で超えているに違いない。ドカッとした迫力もすごいが、とにかくおいしそう。それでは冷めないうちにいただくとする。


・総重量1kg超えのカルボナーラを食す


あっ、この麺……めちゃくちゃ太い。一般的なスパゲッティの太さと全然違う。モチモチしていて噛みごたえ抜群。濃厚なクリームソースが舌にねっとりと絡みついてくるぞ。


……ウマい。


ところどころにパリッとした焼き目がある。麺を茹で上げたあとにフライパンで炒めているようだ。モチッ&パリッとした食感がマジで楽しい。ベーコンもたくさん散りばめられていて最高……。


ふぅ、半分ほど食べたところで腹がいっぱいになってきた……イカンイカン。少し休憩していると、卓上に粉チーズらしき調味料を発見。ナイス……さっそく “味変” して気持ちを切り替えよう。


この粉チーズ、めっちゃ香ばしくて美味。濃いチーズの風味が鼻腔をくすぐり食欲アップ。サクサクした歯ごたえもグッド。味の変化がけっこう楽しめるので、これは嬉しい……。よし、このまま一気に食べきってしまおうじゃないか!


……


……いけ


いけッ


いっけぇぇぇーーー


なかったぁぁぁギブアップゥゥゥ……。

……うん、途中からなんとなくわかってた。おいしいけど、ものすごいボリュームなんだもん。結局、3割ほど残して力尽きる。カッコつけて誠に申し訳ございませんでしたぁぁぁ。

スタッフにその旨を伝えると、無料でテイクアウト用の容器や手さげ袋を用意してくれた。

か、神対応……残りを持ち帰り可能とはマジでありがたい。残した分は翌日にしっかりといただき、なんとか完食。ごちそうさまでした!

ちなみに、常連と思われるお客さんたちは皆一様に “小サイズ(200g)” を注文していた模様。……どれくらいの量なのかチラッと覗かせてもらったが、小サイズでも食べごたえは十分ありそうだったぞ。次回は量を少なめにしてトッピングも楽しんでみようかな。

ここ「カルボ」では気軽にお腹いっぱいスパゲッティを味わえるので、浅草観光などの際にぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。大食いに自信がある人は、裏メニューの “山盛り(1kg)” に挑戦してみるのも一興だぞ。


・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 スパゲッティスタンド カルボ
住所 東京都台東区雷門1-13-10
時間 11:30〜14:30(ランチ) / 17:30〜22:00(ディナー)
休日 火曜日

執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.