【ドイツ】世界にひとつの『ニベア缶』を作ってきた！あるいは時空を超えた上司とのツーショット撮影

2019年12月1日

いつもお世話になっている憧れの上司に、日頃のお礼がしたい。喜ぶ顔が見たい。……ひいては自分の好感度を上げたいのである。私が好感度を上げたい上司・当サイトの佐藤英典記者が喜びそうな土産はないものかと、ヨーロッパ旅行中の私は考えあぐねていた。

そしてたどり着いたドイツで、ついに私は見つけたのである。みんな大好き『ニベアクリーム』発祥の地たるドイツでは、どうやら持ち込んだ画像で『オリジナルニベア缶』が作れるらしい！　このサービスを行っているのは、世界でもドイツの2店舗だけとのことだ。

『佐藤ニベア』を作成して土産にすれば、好感度急上昇はほぼ確実！　……いや、ひょっとすると佐藤記者……泣くんじゃない？

・ニベアハウス

訪れたのはベルリン中心部にある『ニベアハウス』。日本未発売のものを含む、全ニベア商品が一挙に集結したハウスらしい。

ニベアカラー（青）のクマが目印だ。

広い物販フロアの奥にはサロンも併設されているぞ。

50年以上前の復刻デザインニベア缶や……

星座をあしらったニベア缶などがおみやげに人気の様子。

見た目には『福袋』っぽい、中身の見えない袋を大量購入していく人も多数。福袋なのか、それとも中身を知っているんだろうか……？

あったあった！　オリジナルニベア缶コーナーだ。

事前情報によると、ここではその場で写真を撮影して缶にプリントしてくれるほか、画像の持ち込みにも対応してくれるとのこと。ただしどういう形式で持ち込めばいいか不明だったので、私はパソコン、USBメモリ、スマホを持参し万全の体制でこの日に臨んでいた。

すいませ〜ん！　持ち込みひとつ！

・答えは「ノー」だ！

ところが……私が「持ち込み」と言い終わるより先に、スタッフのお姉さんは「ノー」と切り捨てたのである。「なぜ？」と食い下がってみると、「オンラインでのみ受け付けている」との回答。ただし受け取るまでに要する時間は「1週間くらい」……無理だよ明日出国だもん！

もともと持ち込みシステム自体がなかったのか、どこかで廃止されたのか、今だけストップしているのか、あるいは別の店舗では行われているのか？　そのあたりを聞きたかったが、語学力が足りず断念した。ただお姉さんの「その質問にはうんざり」という雰囲気から察するに、持ち込めると思って来る客は他にもいそうだ。

オリジナルニベア缶についてネットで検索すると「画像の持ち込みが可能」という情報がヒットするので、これから行く人は十分注意してほしい。詳しい経緯は不明だが、少なくとも11月28日現在ベルリンのニベアハウスでは「あらかじめオンラインで注文しておきドイツで受け取る」しか、手持ちの画像をニベア缶にする方法はないようだ。