服からレトルトカレーまで生活雑貨をそろえる『無印良品』。デザインはサッパリしてるし、なんか北欧っぽいBGMかかってるし、行くだけで暮らしへの意識の高さをビンビン感じる。
そんな無印が『コオロギせんべい』の開発を発表した。人口増加による食糧難が危惧される現代において、「未来食」という説もある昆虫食。目のつけ所がさすが無印だ! そこで、コオロギを食べたことがある人に味を聞いてみたぞ!!
・注目が集まるコオロギ
2020年春に発売予定であるコオロギせんべい。一部で未来食と呼ばれているとは言え、日本で昆虫食は依然ゲテモノ扱いだ。そのため、コオロギと聞くだけで、「ギョッ」となる人も少なくないかもしれない。未食の人にとっては未知の世界であることは確かだ。
だが、コオロギと言えば、昆虫食の中でも食用に適していると国内外で注目が集まっている昆虫でもある。事実、食べたことがある人も結構多いのではないだろうか。
・コオロギを鍋で食べた
実は私(中澤)もコオロギを食べたことがある。しかも鍋で。塩で茹でただけの状態のため、素揚げや佃煮よりも、コオロギの素材の味と食感を存分に感じることができた。
すなわち、今回話を伺うコオロギ食経験者とは私。で、コオロギの味はと言うと、個人的には、アーモンドと小魚のお菓子に入ってるようなカタクチイワシの干物みたいな味だと感じた。食感もちょっと似ていて、カルシウム満点の味である。
エビみたいな味という人もいるが、そこまで身に弾力というか食べごたえはない。まあ、イワシの干物とエビの中間って言ったら1番近いかも。いずれにしても、口に入れてしまえばコオロギとは思えない味がする。
・多分えびせんみたいな味
上記の通り、普通に食べてもおいしく食べられる味だが、今回のせんべいはパウダー状にして、せんべいに練りこみ商品化されるとのことなので、コオロギ感はほぼ皆無だろう。多分、エビせんみたいな味になると思われる。
なお、販売は、無印良品のネットストアと一部店舗を予定しているようだ。未来のたんぱく源になるかもしれない昆虫食。こういったところから慣れておくのもいいのではないだろうか。
参照元:良品計画
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.