ニンニクと唐辛子のハーモニー。ペペロンチーノは最高だ。ひょっとしたらニンニクの魅力を最大限に引き出している料理なのではないだろうか。私(中澤)はペペロンチーノを作ることを「ペペる」と呼んでいる。
以前の記事で、どん兵衛でペペったら激ウマだったことをお伝えした。正直、これは何にでも合うんじゃないだろうか? そう思ったため、今度は吉野家の牛丼でペペってみることにした。名付けて『ペペ丼チーノ』DA!
・「ペペ丼チーノのレシピ」
【材料】
吉野家の牛丼:並盛
塩:小さじ1杯
コショウ:小さじ1杯
輪切り唐辛子:ひとつまみ
オリーブオイル:適量
ニンニク:ひと欠片
【つくりかた】
1. フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクを炒める
2. ニンニクの香りが立ってきたら唐辛子を投入
3. 吉野家の牛丼を投入し、塩コショウ
4. 完成!
──多分料理が苦手な人が適当にやっても5分くらいで完成することだろう。コツとしては、吉野家の牛丼はテイクアウトすると容器型に若干米が固まっているが、それを崩すように混ぜること。そうすれば、ニンニクなどのペペロンパートがより牛丼パートと一体化することだろう。
・無限ペペ丼
まあ、正直、コツと言えるような話ではなく、言われなくともそうするんじゃないだろうか。それほどに教えることが何もない料理である。しかしながらその味は……
激・ウ・マ!
吉野家のつゆが染みた甘みのある米に、唐辛子、塩、コショウがピリッとした辛さを与え味を引き締める。さらに、それを覆うように口に広がるニンニクの風味……! このニンニクとの一体感はさすがペペロンチーノ!!
ひと口食べると、舌に染みついた味までウマく、もうひと口を食べずにはいられない。止まらねェェェエエエ!
正直全部自分で食べてしまいたかったが、写真を撮ってくれている田代は大のニンニク好きである。そこで、田代にも食べさせてあげたところ……
田代「ウンマ! これ吉野家の新たな扉開いてますね!! 公式メニューにあったら毎日頼むかも」
──とのこと。作る前は他の人にも分けてあげようかと思っていたが、私も田代も体がほとばしるほどにペペ丼チーノを求めていたため、一瞬でなくなってしまった。
そんな罪深きペペ丼チーノ。禁断の扉を開ける覚悟のある人だけお試しいただければと思う。ただし、戻ってくれなくなっても自己責任だぞ?
執筆:ペペロン星児
Photo:Rocketnews24.
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