いや~知らなんだ、知らなんだ! Google先生で「動物」を検索するとAR表示できるの、知らなんだ~! みなさんは知ってた? もう~誰かもっと早く教えておくれよ~。
だって遅ればせながらその機能を試してみたら、これがもう楽しいのナンノって! しかも個人的な感想を言うと「屋内」でやるのもいいのだが、「屋外で巨大化」させると楽しさが倍増じゃないか~!
もしかしたら、この機能のことについてまだ知らない人もいるかもしれないので、使い方をサラッと説明しよう。
AR機能に対応している iPhone か Android 端末で……
1. 動物の名前をGoogle検索する
2. 「3D表示」or「周囲のスペースに表示する」をタップ
3. カメラが起動するので、任意の場所にかざす
4. 動物、出現!
──以上である。
試しに自宅で「オオカミ」を検索してみたら、ものの数秒で呼び出すことができたゾ!
コツとしては少ししゃがむか、低い位置からなるべくスマホを直角に立てること。1~2メートル先ぐらいを狙うと上手くいくぞ! とっても簡単で楽しい機能だが、Google社の広報によると呼び出せる動物は以下の29種類に限られているとのことで、どうぞお見知りおきを。
【動物】
トラ、パンダ、ヒョウ、ライオン、チーター、ヤギ、ウマ、クマ、オオカミ、シェトランドポニー、アライグマ、シカ、ハリネズミ、ボールニシキヘビ、ロットワイラー、フレンチブルドッグ、パグ、ゴールデンレトリバー、ポメラニアン、ネコ
【水中および湿地の動物】
マガモ、アメリカアリゲーター、ホオジロザメ、ウミガメ、タコ、Angler Fish(アンコウ目)
【鳥類】
・コンゴウインコ、コウテイペンギン、イヌワシ
ただし、筆者が確認したところ「ヤギ」だけは2019年11月14日現在、何かの不具合で表示できないようである(検証端末:iPhone 11)。また、AR機能に対応していても、一部の端末では表示されない事象が確認されており、現在Google社が修正に取り組んでいるとのこと。
・限界まで巨大化させてみた
ところで、呼び出した動物は画面上でピンチイン・ピンチアウトすることで大きさを%(パーセンテージ)で調節することができる。最小値は1%で、最大値は100%……と思いきや、最大で1000%まで大きくできるらしいぞ!? そこまで巨大化したらどんなことになるのか……試すっきゃない!
しかし、自宅ではやるには狭すぎるので、”東京のセントラルパーク” こと上野公園(台東区)へ場所を移した。そして、さっそく「ボールニシキヘビ」を標準サイズで召喚し……
少しずつ大きくして……
限界の1000%まで巨大化させたところ……
ウォォォォォォォォォォォ!!!! B級の怪獣映画みたいになった~~~ッ!!!!(笑)
なんか楽しくなってきたので、次は「ヒョウ」を巨大化しよう! まずは標準サイズで召喚して……
巨大化! 突如、出現した巨大なヒョウの存在に気づかず、その足元を行きかう人々……めっちゃシュールだ!
上野といえば、パンダだろう! 「ジャイアントパンダ」をさらに “ジャイアント” にすると……
とてつもないジャイアントさ加減になった。が、不思議とその愛くるしさは損なわれていないではないか! なんか尻尾で “一点倒立” しているのも可愛いし!
イイネ~、巨大生物! 動物を巨大化させるの楽しい~!!
ハッ!? 「上野」で「巨大生物」といえば……?
そう、国立科学博物館の脇にある「シロナガスクジラ」の巨大模型だ。確かに巨大だが……GoogleのAR動物と比べると、どちらが大きいのだろう? ご存じ、シロナガスクジラは地球上に現存する生物の中で最大を誇るリアルガチな “メガモンスター” だが……勝てるのでは? よろしい、ならば戦争だ。
・巨大タコ vs. シロナガスクジラ
ということで私のお気に入りの「タコ(AR)」とシロナガスクジラで大きさを競わせることにした。「タコ」は “ぬめっ” としている外見がリアルで絶妙に気持ち悪いのだが、目元を見ると (-_-) ←みたいな表情をしていて、なかなかどうして可愛いぞ~。
まずは、「タコ」をシロナガスクジラの隣に配置して、サイズは100%に設定。
……うむ。100%だとまだチャイチー(小っちゃい)ですね。
それでは、300%で勝負だ!
……なっ!? まだまだ比べ物にならない……!
それならば、500%でどうだ!?
……いや~。正直、見くびっていましたね。クジラさんを。余力を残して勝とうだなんて、甘っちょろい考えでした。
よろしい。こちらもフルスロットル(全力)でいきましょう……。
1000ッッッパーーセントォ~~~~~~!!!!!!!!!!
こ、これは……………………!?
ギリ、勝った(体高では)
【完】
参考リンク:Google
Report:ショーン
Photo:RocketNews24.
▼巨大フレンチブルドッグもやってみた
▼ウミガメも大迫力
▼手の平サイズで遊ぶのも楽しい
▼ちなみに動物園の前でやるとチープではないスリルが味わえる