「マーライオン」といえば、シンガポールを象徴するモニュメントのひとつだ。上半身はライオン、下半身は魚のコンクリート像で、口から水を吐き出している姿を観光案内などで良く見かける。
そんなマーライオンを主役のゲームを、シンガポールのIT企業が開発していた! その名も「マーライオンアドベンチャー」である。今回紹介するのは、その2(ツー)だ。まさか2作も出ているとは……。
実際にプレイしてみたら、マーライオン愛がハンパないって!
・徹頭徹尾マーライオン
このゲームは、「Google Play ゲーム」で “シンガポール” と検索したことで発見できた。そういう探し方でもしない限り、なかなか出会う類の代物ではないだろう。私(佐藤)はタイトルを見た瞬間に、面白そうと思ってしまい、ダウンロードしてしまった次第だ。さっそく起動してみると……。
画面の真ん中でマーライオンがクルクル回ってる~! 私の面白そうという直感は的中した。モードは「Game」「Photo」、そして「Paint」の3種類。Photo・Paintについては後ほど詳しく説明しよう。まずはGameだ。
・ゲームの説明
ゲームのレベルは1~48まであり、クリアすることで次のレベルのステージが解放されるようだ。
スタートを押すと、遊び方が表示される。日本語でも表示可能なので、分かりやすい!
自分のマーライオンを操作して、マシーンライオンと呼ばれる敵を倒す。ステージ上のすべてのマシーンライオンを倒すか、同じステージを10回プレイすると次に進むとのこと。
敵を倒すには、敵の軌道(グレーのライン)を通過すると良いそうだ。
・ムズすぎ!
さっそくスタートすると、これがメチャクチャ難しい!
十字ボタンでマーライオンを操作するのだが、側面からの視点で自機を見ているので、上下左右が良くわからなくなってしまう。しかも、マーライオンは「慣性の法則」に従っているがごとく、止まることなく動き続ける。どこまで行くんだよ、コイツ!?
焦って操作している間に敗北している……。
集中してプレイしていない限り、レベル1さえクリア困難だ……。10回プレイすれば次のレベルに行けるけど、負け続けるマーライオンを見ているのは忍びない……。
・Photo機能
ゲームは1回休もう……、うん。次はPhotoだ。Photo機能はAR対応だ。アプリによるカメラの使用を許可して、画面の任意の場所をタップすると、マーライオンが出てくる!
あたかも、その場にマーライオンがいるかのようだ! すげぇえええええ!!
・Paint機能
Paintでは、カメラで撮影した目の前の風景や人物を、マーライオン化できてしまう!
この機能で、編集長のGO羽鳥を撮影すれば、「GO羽鳥ライオン」の完成であるッ!! さしずめゴーライオンだ。
開発会社の公式ページには、白地の塗り絵が用意されている。これを使えば、さらにオリジナリティの高いマーライオンを生み出すこともできるだろう。
・ARで目の前に大量に出現!
何よりもすごいのは、先ほどPaintで作成したマーライオンを、PhotpoのARで増殖できるのだ! タップすればどんどんマーライオンが出現する。マジですごい!
めっちゃいる~~~!!
なんて深いんだ、マーライオンへの愛が。たとえゲームをうまくプレイできなかったとしても。たとえシンガポールに行ったことがなかったとしても、このゲームは浴びるようにマーライオンを感じることができるぞ!
参照元:Lab7、Google Play『マーライオンアドベンチャー2』
Report:佐藤英典
Screenshot:Google Play『マーライオンアドベンチャー2』
▼デモ動画