P1410514

生まれ変わるなら何になりたい? ……なんて寂しい質問だろう。かつて長渕剛さんが「生まれ変わるなら生きてるうちに」と言っていたが、まさにその通り。体中を駆け巡る鼓動が聞こえるうちに、人間は生まれ変わるべきなのだ。

では生きているうちに何に生まれ変わろう? 簡単なのはクマである。今回ご紹介する方法であれば、今の自分でありながら「クマとしての人生」もエンジョイ出来てしまうのだ。用意するのはたったひとつ。2.5メートルのクマのぬいぐるみだけである。

・巨大なクマのぬいぐるみを改造する

我らがロケットニュース24編集部には、身長2.5メートルのクマのぬいぐるみがいる……しかも2匹。詳しくは以前の記事を参照して欲しいが、Amazonで購入した中国生まれのぬいぐるみだ。

P1410506

正直、事務所にあると死ぬほど邪魔ではあるが、その可愛さは折り紙つき。来客者、特に女性から「欲しい」「可愛い!」と大人気で、今回はそのうちの1匹を大改造し「中に入れる仕様」にすることにした。

・全ての綿を抜き取った結果……

その方法は至ってシンプル。背中を切り裂き、中身の綿(わた)を抜きまくるだけである。途方もない大きさのクマだけあってこの作業だけでもかなりの重労働だったが、結局 特大のゴミ袋6袋分の綿を抜き取り作業は終了した。

IMG_8137
IMG_8159

ペロンペロンになったものの、それなりに面影があるクマのぬいぐるみ。さっそく中に入ってみると……あれ? あれれ? コレジャナイ感ガ ハンパナイ……! 試しに編集部に見せに行くと大不評!! 「怖い!」「溶けてる!」とブーイングの嵐であった。そんなハズじゃ……。

IMG_8167

・綿を調整すると……

そこで次は、筆者の体がギリ入る分くらいの綿を詰め込むことに。先ほどの悔しさを胸に泣きながら綿を詰めていく……。やがていい具合のところで中に入ってみると……お! ぉおお!? これはかなりいい感じじゃないッスカ? てか完全にクマちゃんじゃん! これ見て可愛くないという人がいたら、そいつはどうかしてるぜ!!

P1410515
P1410520

第2形態は編集部でも大好評! 先ほどのようにダブダブじゃないから動きやすいのもメリットだ。ただし、小さな穴を1つしか開けていないので、視界は最悪でしかも息苦しい。さらには綿が口の中に入ったり、メチャメチャ暑かったりするから、クマとしての人生は1回で30分が限界だろう

P1410523

・サンジェリカ誕生

2匹いるうちのクマの1匹は「アンジェリカ」と名付けられ、旅行に出かけたり執筆活動までしている。今回改造したクマは大活躍のアンジェリカにあやかり、サンジェリカと名付けることにした。……今後出番があるかはわからないが、クマとしての人生もなかなか楽しいことだけは間違いない。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼サンジェリカの作り方動画。前篇。

▼サンジェリカの作り方動画。後編。

▼サンジェリカの作り方。まずは容赦なく尻尾をカット。
IMG_8122

▼次に背中を切り裂く。
IMG_8130

▼あとはひたすら綿を抜く。
IMG_8137

▼抜く!
IMG_8143

▼抜くゥゥゥウウウ!!
IMG_8155

▼ペロンペロンになったサンジェリカ。
IMG_8156

▼一応、面影はある。
IMG_8159

▼とりあえずこのまま着てみたが……アレ?
IMG_8170

▼編集部でも大不評。

View this post on Instagram

なんて職場だ!笑

A post shared by 長澤 公平 (@kei.nagahashi) on

▼仕方ないので、綿を詰め直した結果……!
IMG_8173

▼ドヤ!
P1410515

▼可愛い!
P1410516

▼1000%かわE!!
P1410517

▼こちらは編集部でも好評だった。
P1410521
P1410520

▼この存在感。

View this post on Instagram

ベランダに なんかいる

A post shared by Go Hatori (GO羽鳥) (@mamiyak46) on

▼デメリットもかなりあるが、頑張ればタバコも吸える。
P1410523

▼今後の出番は未定だが、クマの中に入ると超楽しいぞ!

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]