日本全国8000万人の甘党のみんな……待たせたな? あの甘いことだけ有名な「雪印コーヒー」がさらに甘くなり『雪印コーヒー 極甘(ゴクあま)』として登場したゾォォオオオオ! カモンカモン!! プリーズ、俺のノドを焼き尽くしてくれ! ブヒブヒッ!!

『雪印コーヒー 極甘』は、2019年11月12日から発売されている期間限定商品で、オリジナルの1.3倍の甘さに仕上がっているという。果たしてどれほど甘いのか? さっそく飲んでみたのでご報告したい。

・勇者しか飲めない

雪印メグミルクが「雪印コーヒー史上最大級の甘さ」と自信を持って世に送り出した極甘。同社によれば、40代の男女をターゲットに「たっぷりの甘みで癒されたいとき」「甘いものが無性に飲みたくなるとき」向けに開発されたコーヒーだとのことである。

ただでさえ甘いことで知られる「雪印コーヒー」が、さらに甘くなるとは……! とかく健康第一主義の現代社会において、これほど時代に逆行した商品もそう多くはあるまい。糖尿病などの生活習慣病を恐れていたら、とても手が出せない代物であろう。つまり「選ばれし勇者のみが味わえるコーヒー」とも言えるかもしれない。

・飲んでみた

さて、世の中には思ったより勇者が多いのか『雪印コーヒー 極甘』は多くのコンビニで取り扱われていた。価格は税込み150円。私(P.K.サンジュン)くらいの小心者だとパッケージに記された「極甘」の文字にビビッてしまうが、恐れてはいけない。覚悟を決めて極甘を購入した。

さっそく会社に持ち帰り飲んでみると……はい、甘い。わかり切っていたことだが、とてもとても甘ぁぁぁあああい。もはやコーヒーというよりは「激甘な乳製品のコーヒー風味」といった方が正しいのかもしれない。それくらい甘さは際立っている。

ついでに言うならば、冷たい状態よりも常温の方が甘さはさらにパワーアップ。一口で歯が溶けるほど……とまでは言わないが、1日1本コレを飲み続けたとしたら「尿が糖する5秒前」になることは確実だろう。まさに勇者しか手に取れない激甘コーヒーである。

・MAXコーヒーと比べると

ちなみに、日本における「激甘コーヒー」のチャンピオンは、おそらく「MAXコーヒー」だ。かつては千葉県及び茨城県の一部だけで販売されていたため “千葉県民のソウルドリンク” とも呼ばれるコーヒーだが、その特徴はとにかく甘いことである。

あくまで個人的な所感になるが『雪印コーヒー 極甘』と「MAXコーヒー」を比べた場合、甘さはややMAXコーヒーに分があり、コーヒーらしくなさは極甘が勝っていると感じた。きっとMAXコーヒー先輩も「ほう、やるではないか」と極甘をライバルとして認めることだろう。

とにもかくにも『雪印コーヒー 極甘』は商品名の通りにキッチリ甘い。そういう意味で裏切られることはないハズだから、我こそはという勇者たちはぜひ手に取ってみてはいかがだろか? 一口飲んだ瞬間、思わずニヤリと笑ってしまうハズだ。

参照元:雪印メグミルク「雪印コーヒー極甘」(PDF)
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼きっちり甘い。