ずっと探し求めていた冷凍食品の「ペヤングそばめし」を発見したのは、今から数カ月前のこと。食べる前から予想はしていたものの「神様の食事」と言えるほどウマく、気がつけば冷凍庫に入れておかないと落ち着かない体になってしまった。

今では1家に1台ならぬ1家に1ペヤめし。そんな生活を続けて夏を越したのだが、ここにきてまさかの商品に出会った。先日、大きめのスーパーで視界に入ってきたのがノーマルの「そばめし」。しかも、これらの商品は共にマルハニチロが発売しているのだからびっくらこいたのだ。こ、これは一体……!

・実は20周年のロングセラー

ということで購入してみたのが今回の話である。小さい店舗だとノーマルの「そばめし」置いていないこともあるが、なんでも20周年のロングセラー商品らしい。それだけ古い商品ならば、知っている人も多いかもしれない。とはいえ、同じ会社から同じそばめしとはこれいかに。

一応、もう少し商品説明を補足しておくと、そばめしはごはんと短くカットしたソース焼きそばを一緒に混ぜて炒めたメニューで、神戸が発祥だという。んで、ノーマルのそばめしは20年前の1999年に商品化されたのだとか。

・激似のそばめし

さてさて、前置きはこれくらいにしてロングセラーの「そばめし」がどんなものか実食といこう。冷凍食品らしく作り方は至って簡単だ。平らに盛り付けてラップをしてレンチン。一応、フライパンでも調理できるが、面倒なのでレンジですべてを完了させた。

この日、用意した皿が小さめだったので袋半分を平らに盛り、ラップをしてレンジで決められた時間をチン! それだけで……

ほい、完成!


それにしても……

圧倒的既視感っ……!


いつも食べている「ペヤングそばめし」と比べても激似!! まぁ同じ会社から発売されているのだから何ら不思議ではないが、正直に告白すると食べ終えた今でも違いがよく分からない。ピリリとした辛さ、ご飯と麺のお互いを支え合う絶妙なコンビネーション、どちらのそばめしも問題なくウマいってことは確かだ。

もしかしたら記者の舌がバカなだけで細かい味付けに差があり、ロングセラーには伝統の味がある……といった秘話が隠されているかもしれない……が、そこまで深く気にすることでもないだろう。逆にどちらもウマいのだから、さすがマルハニチロって感じだ。ただし……!

・謎の価格差

謎の価格差があったのは気になった。共にスーパーで買ったのだが、ペヤングそばめしの方は内容量420gで価格は278円。一方のそばめしは400gで360円だったのだ。違いはあるのは確かだが、ペヤングそばめしの方が量、値段ともに優秀という不思議なことになっていた。

個人的にはロングセラーの味にこだわりがない限り、ペヤングそばめしでいい……ような気がする。もうすぐ秋から冬へなろうとしているが、まだまだペヤングそばめしを買う生活は続きそうだ。

参考リンク:マルハニチロ「そばめし」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.