緊急! 緊急速報だ!!!! 本日、2019年8月7日、それも午後6時54分3秒は大変特別な瞬間であるという。
この数字を聞いただけで意味がわかったら超天才! サッと見てわかった人も天才!! 一体どいうことなのだろうか? ヒント → 次回は12年後の「2031年4月5日」に訪れる。
まずは、この日付、この時間をよーく見てほしい。
2019 年 8 月 7日 午後 6 時 54分 3秒
どう?
2019–8–7–6:54.3
そろそろ、わかった人もいるかな?
2、0、1、9、8、7、6、5、4、3
…
…
そう! 答えは「日付日時に使われる数字が、1つも重複せずに並ぶタイミング」ということだ! 嘘だと思ったら数字を全部並べてみて!
・次は12年後ってマジ?
この情報は、ある数字に強い情報筋から得たのだが、「さすがに次が12年後っていうのは」と思い確認してみたところ……
【8月の場合】
年と月で使われた数字をのぞくと、使える数字は、3、4、5、6、7のみ。重複しない可能性はある。一番遅いタイミングを狙って、日から大きな数字から並べていくと「7日(午後)6時54分秒」……確かにー!
念のため、以降の日時をチマチマ見ていっても、
2019年8月7日午後6時54分4秒 ←「4」がかぶる
2019年8月7日午後6時54分5秒 ← 「5」がかぶる
7時以降は、全てアウト。
と、どこかしらで数字が重複するのだった。なお、9月以降は……
【9月の場合】2019年9月で「9」が重複
【10月の場合】2019年10月で「1」と「0」が重複
【11月の場合】2019年11月で「1」と「1」が重複
【12月の場合】2019年12月で「1」と「2」が重複
2020年にいたっては、もう2020年ってだけでアウトーッ! 2020年代自体が全滅だ。次の2030年も「0」が重複する。翌年、2031年になるとようやく「年」では重複はなくなるが1~3月は使えない。4月も1~4日は重複するので、4月5日になってようやくかぶらない数字となるのだ。なるほど、なるほど!!
・美しい瞬間
ああ、そういう視点で見るとこの「2019年8月7日午後6時54分3秒」とは、なんと美しい瞬間だろう。今回を逃すと、日付日時で数字の重複なしのタイミングは「2031年4月5日6時7分8秒」。0~9の10個の数字を使うとなると「2031年4月6日7時8分59秒」である。
執筆:沢井メグ
イラスト:Rocketnews24.