アプリの検証をするこの企画「魁!! アプリ塾」は、大抵iOS版を紹介している。今回はAndroid(Google Play)のゲームについてお伝えしたい。

長らくiPhoneを使っている私(佐藤)はGoogle Playで紹介されているアプリについて、ほとんど知らなかった。最近になって詳しく見てみると、思いも寄らないゲームが存在していることに気が付いた。

今回紹介するドライブシミュレーションゲーム『インドのリアル貨物トラック運転手』も意外すぎるゲームのひとつである。

・パキスタンのカントリークラブ?

私は普段、「iPhoneSE」をメインの端末として使用し、サブで「iPhone7 Plus」と「Google Pixel3」の計3台の端末を持ち歩いている。Apple Storeでアプリを物色していたある日、いまさらながらGoogle Playの状況にうといことに気が付いた。そこでゲームをいろいろと見ていたところ、この奇妙な名前のゲームに遭遇したのである。


ゲームの開発者に関する情報を見ると、手掛けたのは「Spirit Games Studio」とのこと。開発者の連絡先には公式ホームページやメアド、住所が記載されている。住所地をGoogle Mapで確認するとパキスタンだ。しかもゴルフ場? バーア・カントリー・クラブとなっている。カントリークラブでゲーム作ってんのか?


・ホーム画面

う~ん、開発の背景は不明だ……。とにかくダウンロードしてインストール。最初にプライバシー・ポリシーに関する記載があるが、英語で何が書いてあるのかわからないので、とりあえず「Accept(同意)」する。


起動するとホーム画面には、中央に2台のトラックが描かれており、左にはいくつかのメニューが表示されている。


左メニューの「WATCH VIDEO」は動画広告の表示。これを見るとアイテムを購入できるコインを付与される。「SHOP NOW」では新しいトラックとプレイ可能なステージを、先のコインで購入できる。画面右の「PLAY GAME」で実際に遊ぶことが可能だ。


・インド感あふれる装飾

PLAY GAMEをタップすると、ガレージに入る。初期設定ではもっともランクの低いトラックしか使用することができない。一応カラーバリエーションは、白・赤・黄・緑・青の5色ある。


ちなみに、ランクの高いトラックはより “インド感” あふれる装飾が施されているようだ。



ゲームモードはサマーモードとウィンターモードの2つがある。ウィンターは雪道となっている。今回はサマーで挑戦。


モードセレクト後に、レベルを選択することになる。


・実際にプレイしてみると……

プレイ開始! 操作は単純だ。アクセル・ブレーキ、ハンドルを操作して、指定の方向に進んでいくだけ。


視点変更も可能。初期設定では第3者視点なのだが、運転席の視点。


車両側面の視点。


俯瞰視点、全4種を切り替えることが可能となっている。


想像した以上に凝ったつくりをしている。これは結構楽しめそうだ!


・むずい

スタート時、荷台は空っぽなのだが、所定の位置で木材を積むことになる。


木材1本でも落とすとゲームオーバー。慎重にハンドルを操作しながら、前へ前へと進んでいく。


だが、思った以上に操作は難しく、簡単そうなルートに見えるが、トラックはあっさりと谷底へ……。


そして水底へ…………。


都合5~6回繰り返して挑んだが、私は結局1面もクリアできないまま、アプリをそっと閉じた……。車ゲームはめっちゃ苦手なんじゃ~。ハンドル操作に自信のある人は、1度挑戦してみてほしい。地味に難しいぞ!!

参照元:Google Play「インドのリアル貨物トラック運転手
Report:佐藤英典
Screenshot:Google Play「インドのリアル貨物トラック運転手」