出だしからぶっ放すが、今回ご紹介するバナナジュース専門店『そんなバナナ』はマジのマジで本物だ。つい先日、同店で初めてバナナジュースを飲んだ私、P.K.サンジュンは、ただただ感動した。「この世にこんなにウマいバナナジュースがあったのか」と。

たかがバナナジュースごときで何を言ってるんだ? そう思う人がいても無理はない。だがしかし、そういう人に限って『そんなバナナ』のバナナジュースを飲んだらきっとこう言ってしまうことだろう。「そんなバナナ……!」とね──。

・世にも珍しいバナナジュース専門店

東京メトロ日比谷線・八丁堀駅から徒歩2分ほどのところに店を構えている、そんなバナナ。おそらく日本に数少ない(唯一?)バナナジュースの専門店で、砂糖を使用せずバナナと牛乳だけで仕上げられているのが最大の特徴だ。

私は過去に喫茶店でバイトをしていたことがある。その際、バナナジュースも作っていたが、実際に使用するバナナはほんのわずか。あとは牛乳となかなかヘビーな量のガムシロップでバナナジュースを仕上げていた。そしてそのバナナジュースも普通に美味しかった。


……んが!


そんなバナナのバナナジュースを飲んでしまった今、過去に飲んだバナナジュースは「全てニセモノだった」と言わざるを得まい。それくらい同店のバナナジュースは明らかに別物、リアルにして本物、ファンタスティックかつファビュラスな1杯だったのだ。

・賞味期限は20分

とはいえ、先述のようにバナナと牛乳だけで作られているので、他に詳細な情報はない。注文してから1杯1杯作ってくれること、そして凍らせたバナナを使用していることくらいしか、カウンター越しからはわからなかった。また、賞味期限は20分だそうだ。

そのお味だが、口当たりはねっとりと濃厚で「本当に砂糖使ってないの?」と疑いたくなるほど甘い。それもクドい甘さではなく、後に残らない非常にスッキリした甘さなのだ。チープな表現で申し訳ないが、あえて言うなら「無限に飲めそうなバナナジュース」といったところだろうか。


・ビッグサイズ一択

なので、購入される際は絶対にレギュラーサイズよりビッグサイズをオススメしたい。ビッグでもあっという間に飲み終わってしまったから、迷うことなくここはビッグ一択。なお、価格はレギュラーサイズが税込450円、ビッグサイズが税込650円だ。

とにもかくにも、そんなバナナのバナナジュースは奇跡的なウマさであると言っておく。オフィス街の八丁堀にたまたま出かける機会は少ないかもしれないが、このバナナジュースを飲むためだけに八丁堀を訪れる価値がきっとあるハズだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 そんなバナナ
住所 東京都中央区八丁堀2-15-5
時間 朝(月~金)08:00~09:15 / 昼(月~金)11:30~19:00 / 土日11:00~19:00
休日 無休

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼八丁堀に大きな商業施設はないが、激ウマラーメン店「七彩」がある。

▼都内でも珍しい「ビャンビャン麺」の専門店も八丁堀にあるぞ。

▼「大人のお子様ランチ」が食べられるシュングルマンも八丁堀だ。

▼営業時間はインスタをチェックしてみてくれよな!

日本、〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目15−5