他では体験できないような個性的なアルバイト企画を提供し、若者の夢を応援するan超バイト。そのan超バイトが、プロ野球・オリックス戦での始球式バイトを募集しているぞ~!
プロ野球の試合で始球式を務めるだなんて、本来ならお金を払ってでもやりたいくらい。そんな思い出に残る体験ができて、日給はなんと5万円。これは応募しない理由がない……ってことでさっそく応募してみたぞ!!
・当選者は6月2日のオリックス vs 日本ハム戦に登板
今回募集されているのは、2019年6月2日に京セラドーム大阪で行われるプロ野球「パーソルDAY オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハムファイターズ」の試合で始球式を務めるアルバイト。
募集要項によると、「日給5万円」の他に「直筆サイン入りユニフォーム」と「試合観戦チケット」がもらえるらしい。しかも交通費(遠方の場合は宿泊費も)まで全額支給されるというから、至れり尽くせりではないか。
募集人数は1名で年齢や性別、野球経験は不問。応募するためには「an」公式Twitterアカウントをフォローし、応募ツイートをリツイート。その後、特設サイトから必要事項を入力して応募する。募集期間は5月22日までとなっている。
・オリックスファンではないが……
野球好きの筆者も応募してみることに。応募フォームでは氏名や住所などの情報に加えて、「本企画への意気込み」を尋ねられる。「オリックスの大ファンです!」と書けば印象は良いだろうが、筆者は残念ながら広島ファンである。嘘はつけない。
しかし筆者は「オリックスファン」だといえば嘘になるが、「バファローズファン」だといえば嘘にはならない。
少年時代、大阪近鉄バファローズを応援していたからだ。ファンクラブに加入し、父親と一緒に何度も大阪ドームへ足を運んだ。現地で観たローズの55号や、中村が松坂から放ったサヨナラ弾は、いまだ鮮明に記憶に焼き付いている。
そしてご存知のとおり、近鉄バファローズという球団は2004年に消滅した(オリックス・ブルーウェーブとの合併)。このとき筆者は大いにショックを受け、立ち直ることができなかった。合併球団のオリックス・バファローズを応援する気には正直なれず、パ・リーグから興味を失った。
それから15年。気づけば広島の応援に熱中し、相変わらずパ・リーグには背中を向けたままである。
しかし、最近になって気づいてしまった。これってとっても損してるのでは……ということに。せっかく野球が好きなのに、セ・リーグの試合しか観戦しないなんて、プロ野球を半分しか楽しんでないってことになるのでは。特にパ・リーグの最近の盛り上がりはスゴイし。
できればパ・リーグの球団もどこか応援したい。どうせ応援するなら、やはり近鉄の系譜を受け継ぐオリックスだろう。だが、「今日からオリックスを応援しよう」と思って急にオリックスを好きになれるほど、人間の気持ちは単純ではない。なにかきっかけが必要だ。オリックス・バファローズを決定的に好きになるきっかけが。
そこで、今回の始球式バイトである。オリックスの主催試合で、オリックスのファンに見守られながら、オリックスの選手に投球を受けてもらう。そんな一生の思い出に残る体験をして、オリックスを好きにならないわけがない。始球式のマウンドから降りたあと、筆者は「オリックスファンです」と胸を張って言えるようになっているだろう。
……てな偽らざる思いをツラツラと記入し、送信ボタンをポチっとな!
・続報を待て
筆者の熱い思いが採用担当者に届いたかどうかは分からないが、いずれにせよ後は選考結果を待つのみである。もし実際にマウンドに上がれることになったら、追ってお伝えさせていただきたい。
野球ファンにとっては夢のような待遇の始球式バイト。応募期間は5月22日まであるから、興味のある人は自分の熱い気持ちをぶつけてみよう。
参照元:an超バイト「始球式バイト」
執筆:グレート室町
▼応募方法はご覧のとおり
https://twitter.com/weban/status/1126287845633560576
▼野球経験などは不問。ただし始球式への意気込みが必要だぞ
▼少年時代に大阪ドームでゲットしたサインボール。誰のサインボールだったかな……