スパ! ルカだ。マサイ族の戦士、ルカだ。前回のマサイ通信で、「メイド・イン・チャイナ(中国製品)」を軽くディスったんだが、日本のゴー(羽鳥)から「もっと詳しく教えてくれ」と言われたので答えよう。

まず、いま、オレのまわりは中国製品で溢れている。オレらマサイ族がよく行く街「キマナ」の店で売ってるモノの大半が中国製品なんじゃないかって思ったりもする。オレが使っているソーラーライトも中国産だ。

そういえば、ゴーがキマナで買ってた洋服もメイド・イン・チャイナだったな。もしかしたらオレらの住むエリアだけでなく、もっと広く、そう、ケニア全体も中国産で溢れかえっているのかもしれない。電車とかもな。

中国製品は一長一短。「安い」のは良い面だが、それと同時に「寿命が短い(壊れやすい)」という面もある。これは、非常に多くの人を悩ませている。金がないから安さに惹かれる。しかし、やはりすぐにブッ壊れる。

そんなことは知っている。安かろう悪かろうなんて知っている。だが、現実問題、オレたちのまわりは中国製品だらけ。しかもオレたちはリッチではない。二重の意味で、それしか買えない。これが悩みどころなんだ。

もしもオレが金持ちになって車を買うとしたら、絶対に日本車を選ぶ。間違っても中国の車は買わないだろう。これはオレだけじゃなく、車を欲するすべてのケニア人が同じことを思っているに違いない。車だったら日本車だ、と。

オレたちは知っている。メイド・イン・チャイナは安いけど、すぐ壊れる。メイド・イン・ジャパンは高いけど壊れないってな。マサイ族を含むオレたちは、みんながビックリするほど日本の車について知っているぞ。

もちろんオレだって、値段は安いほうが好きだ。でも、高価なことを悪いとは思わない。なぜなら長持ちするからだ。長持ちする保証があるなら高くたって問題ないと思っている。金が無いから安物しか買えないけどな。

車に限定するならば、中国が日本に追いつくためには20年要するとオレは思う。根拠はないけど20年。それほど違う。クオリティがダンチ(断然違う)だよ。車だけでなく他の製品も、とにかく品質を高めて欲しいな。オレセリ!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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▼現実問題、いまオレたちと中国は、切っても切り離せない関係になっている