2019年4月1日午前11時40分、30年続いた平成に代わる新元号が発表された。憲政史上初の退位に伴う新元号は「令和」。日本中が歴史的瞬間を見守るなか、菅官房長官が「新しい元号は『れいわ』であります」と公表した。

新元号は民間で予想されてランキング上位になっていた「安久」など、「安」を入れた文字とは被らず。とはいえ、ランキング上位の「和」の文字は入った。

また、新元号のアルファベットは「R」。明治の「M」、大正の「T」、昭和の「S」、平成の「H」とは違うもので、こちらは予想通りの結果と言っていいだろう。

今後の予定だが、正午すぎに安倍晋三首相が記者会見で首相談話を発表する予定となっている。なお、新元号の施行は皇太子さまが即位される5月1日から。平成は今月いっぱいの30日までとなる。

イラスト・執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼昭和から平成。小渕恵三官房長官(当時)の掲げた墨文字は30年前のこと