「平成」がいよいよ終わろうとしている。NHKによると、本日2017年12月1日、天皇陛下が2019年4月30日に退位することが決定したという。皇太子さまが翌5月1日に即位し、それに伴い新元号を施行するとのことだ。平成は、31年でその歴史に幕を閉じることになる。

明治、大正、昭和、平成ときて、次の元号が何になるかは非常に気になるところだ。昭和生まれ世代の中には、自分が3世代をまたぐという事実に感慨を覚える人も多いようである。しかし、忘れてはならない。新元号の施行により、昭和世代 vs 平成世代 vs 新元号世代という三つ巴時代が始まるということを……。

・平成の終わり

1926年から1989年まで続いた昭和。そして、2019年で幕を閉じる平成。比較すると、いかに昭和の時代が長かったかが分かるし、日本人の大多数は昭和生まれか平成生まれかのどちらかだ。そこへ、ついに新元号世代のニューエイジがやって来るのである。

・新世代の誕生

私(あひるねこ)は昭和生まれ世代で、大正生まれ、ましてや明治生まれのお年寄りは、とんでもなく昔の人のように感じてしまう。しかし、新元号生まれ世代にとっては、昭和生まれである我々もそのように見えてしまうのだ。ぎょえーーーっ! マジかよ!! 恐ろしいな……。

・昭和 vs 平成

世代間格差、世代間ギャップ、世代間闘争など、よく昭和世代と平成世代は比較して語られてきた。例えば、日本テレビでは『ナカイの窓 昭和 vs 平成 女芸人SP』なんていう番組が近日に放送予定だ。「昭和=大人・年寄り」vs「平成=若者」という関係は、分かりやすい対立構図であり続けた。

・三つ巴状態へ突入

しかし、2019年にはそこへ新元号世代が参戦してきてしまう。これにより、昭和 vs 平成 vs 新元号という地獄の三つ巴時代が到来することになるのだ。三国志かよ! 平成世代と新元号世代がどのように絡んでいくのかなど、まるで予想がつかない戦乱の世が始まると思うと、胸が熱くなるではないか。

数十年後には我々昭和生まれ世代も、「平成生まれですか?」「いえ、昭和です」「しょ、昭和ぁぁぁああ!?」というやりとりを交わすことになる……のかもしれない。まだ見ぬ新時代に思いを馳せつつ、残された平成を精一杯生きて行く所存である。

参照元:NHK
執筆:あひるねこ
イラスト:RocketNews24.