「健康第一」とはいったものだ。普段はあまり気にせずとも、体調を崩したり怪我をしたりするとつくづく「やっぱり健康第一だなぁ……」と身に染みる。世の中には様々な格言や名言があるが「健康第一」ほど納得できる四字熟語はそうないだろう。
それはさておき、2019年2月24日、その健康にまつわる興味深いランキングが発表された。それが「世界健康な国ランキング」である。ブルームバーグによると世界で最も健康な国は「スペイン」で、日本の順位はというと……。
・日本の順位は?
平均寿命などの健康度、喫煙や肥満などのリスク要因、さらには衛生設備などの環境を数値化して導き出された今回のランキング。対象となる169の国と地域の中から「健康な国」が順位付けされている。
「健康な国」というと、平均寿命の高さやヘルシーな和食などから、やはり日本を思い浮かべるが、果たして日本は何位に食い込んでいるのだろうか? 以下で30位までを一気にご覧いただきたい。
・世界健康な国ランキング
第1位: スペイン
第2位: イタリア
第3位: アイスランド
第4位: 日本
第5位: スイス
第6位: スウェーデン
第7位: オーストラリア
第8位: シンガポール
第9位: ノルウェー
第10位: イスラエル
第11位: ルクセンブルグ
第12位: フランス
第13位: オーストリア
第14位: フィンランド
第15位: オランダ
第16位: カナダ
第17位: 韓国
第18位: ニュージーランド
第19位: イギリス
第20位: アイルランド
第21位: キプロス
第22位: ポルトガル
第23位: ドイツ
第24位: スロベニア
第25位: デンマーク
第26位: ギリシャ
第27位: マルタ共和国
第28位: ベルギー
第29位: チェコ
第30位: キューバ
というわけで第1位はスペイン、そして日本は4位だった。ご覧の通り、30位まではヨーロッパ圏の国が軒並みランクインする中、日本の第4位はなかなかのものではなかろうか? 同じくアジア圏ではシンガポールが8位にランクインしている。
31位以下に目を向けてみると、アメリカが35位、中国は52位という結果に。アメリカはどうしてもジャンクフードのイメージが強いが、今回のランキングにも影響しているのだろうか? また中国は前回よりも3つ順位を上げているが、結果的に52位にとどまっている。
様々な要素を加味したランキングではあるが、日本の4位は素直に立派だ。一方で、日本よりも健康な国があることも確かだから、これを機会にスペイン料理やイタリア料理に興味を持ってみてもいいかもしれない。
参照元:Bloomberg(英語)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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