映画館と言えばポップコーン! あの香りを嗅ぐと条件反射で「映画館に来たな~」という気分になるのだから、嗅覚というものは恐ろしい。いいよね、ポップコーン。ちょっと多目なあの量を、恋人ときゃっきゃしながら食べられたら最高だよね。

とはいえ、そうは問屋が卸さないのが人生。大人になればなるほどひとり映画の機会が増え、またそれが楽しくなるというもの。そんな大人のお伴として最適なのがビールだ。映画館のビールは高いって? ノンノン。コスパ云々はどうでもよくなる、幸せな世界がソコにはあるっ!!

・値段の問題ではない

とはいえ、値段も気になるよな。館により違いはあるだろうが、例えば先日記者が利用したTOHOシネマズでは、ビールが1杯750円。店員さんに量について聞いてみたところ「だいたい当館で販売しているジュースのMサイズと同じくらいですね~」とのことだった。

なるほど。ジュースのMサイズは370円なので、比較すると約400円も高い。しかーし、 “映画館ビール” の醍醐味(だいごみ)はコスパ云々ではないのだ。たとえこれが1杯千円でも、飲む価値は大いにアリ。 “映画を観ながらビールを飲むことができる” この点が大事なのだから。

・リラックス効果で映画がより楽しく

まず、ほろ酔い加減で映画を観ると気持ちがリラックスする。それだけでなく、少し苦手なジャンルの映画を観る際にもアルコールパワーが背中を押してくれるのだ。ちなみに記者はホラー映画『来る』を観た時にお世話になった。

また、少しばかりテンションも上がるため、映画の面白さも増すというもの。コメディなんか観ようものなら、笑いが止まらずハッピーな気分になること必至。複数人で観に行く時はふさわしくないかもしれないが、ひとり映画を楽しむならビールがオススメだ。記者の場合は、いつもの軽く10倍は美味しく楽しく感じる

ただひとつの欠点があり、それは……トイレに行きたくなること! つまりガブガブ飲むのは厳禁。ゆっくり大人な飲み方を心がけよう。それさえできれば、いつもの映画館がもっと楽しくなること間違いなし。大人諸君は騙されたと思って是非一度、 “映画館ビール” を試してみてくれよな!! 

執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼いや~。幸せ~。

▼映画館ビール試してみてほしい