JTは加熱式たばこ市場で巻き返しを図るべく、新モデルのデバイスを2つ発表した。従来のプルームテックを強化した「プルームテックプラス」と、たばこスティックを挿入して喫煙する「プルームS」だ。まさかJTが高温加熱式のデバイスを投入してくるとは……。アイコス(フィリップモリス)とガチンコ勝負に出るつもりらしい。

さて、そのプルームSのたばこスティックを、アイコスで吸ったらどうなるのか? きっとアイコスユーザーなら誰しも考えるに違いないので、ひと足先に検証してみたぞ! もしかして、美味くなるんじゃないか!?

・夢のフュージョン

アイコスのヒートスティックとプルームSのたばこスティックは、それほどサイズに差がない。たばこスティックの方が、いくぶん細くて長い程度。


長さはそれほど問題ではない。ヒートスティックのホルダーに入りさえすれば吸えるのである。試してみよう、ライバル2社による禁断のフュージョンである!


スティックが中で折れないように慎重に挿入する。たばこスティックは現在(2019年1月18日)、非売品なので1本もムダにはできない。吸わずに捨てるなんて、愚の骨頂だ。


ホルダーへの挿入は難しくない。スティックが細いから入口はすんなりと入る。


だが! 油断してはいけない!! アイコスにはスティックを加熱するためのブレード(芯)がある。これに刺し損ねると、やっぱり吸えないから最後まで気を抜くな!


うまく刺さったという実感はないのだが、それでもゆっくりゆっくり、慎重に慎重にスティックを押し込んでいく。


そうして完成! JTとフィリップモリス、2社の垣根を越えたトキメキの融合だ。私(佐藤)はこれを、「アイコスティック」と名付けたい。もしくは、「プルコス」でもいい。名前なんかなんだっていいんだよ! 美味けりゃそれでいいのさッ!!


頼むぞ、アイコスティック。俺に夢を見させてくれ。時代は喫煙者を排除する流れに来ている。それでも、きっとまだあるはずなんだ。喫煙には夢が。美味いたばこが人を幸せにすると、俺は信じてる。だから、その夢、俺と一緒に叶えてくれ! 頼むぞ!!


行くぞーーーーーーーッ!!!!



う~ん、クソまずい。1ミリも美味くねえじゃねえか。何だよコレ。吸って損した。


という訳で、もう喫煙には夢がない。これを試しても全然美味くないので、絶対にマネすんなよな!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24