LGBTという言葉がそろそろ認知されてきた昨今。友達や知り合いにゲイやレズビアンがいる人も珍しくない時代になったが、それでも法的に、そして世間の風当たり的にLGBTの人が生きやすい時代とは言い難い。きっとLGBTであることをカミングアウトしている人の何倍も、実数は多いのだろう。
それはさておき、現在Twitterでゲイにまつわる漫画が話題になっていることをご存じだろうか? きっとあなたはこの2段オチを予測できないハズだ。
・実話エピソード
漫画「気づかず傷ついていたゲイの友達の話」を公開したのは、自身もゲイであるという「もちぎ(@omoti194)」さんだ。ゲイバーなどでも働いていたという もちぎさんはゲイ業界の漫画やブログを執筆しており、2019年1月17日に投稿されたのが話題の漫画「気づかず傷ついていたゲイの友達の話」というわけである。
さて、舞台はもちぎさんが高校生の頃。内容としてはもちぎさんと、仲良くしてくれた “リア充男子” との実話エピソードだ。このリア充男子がもちぎさんに「ホモってマジで気持ち悪いわ」と話しかけるところから話は始まる。
それに対し、自身がゲイであることを明かしたもちぎさん。薄々お気づきかと思うが、実はこのリア充男子もゲイであったのだ。……と、ここまでは予測できるだろうが、この先に待ち受ける2段階オチをあなたは予測できるだろうか? 気になる内容はご自身の目でご確認いただきたい。
このリア充男子のように、自分を守るために「身を削って周りを傷つけてしまう人」はチラホラいる。気持ちはわからなくもないが、自分も周りも結局は得をしない。すべての多様性が受け入れられるまではまだ時間がかかるだろうが、それでも自分を嫌いになってしまうような行為は避けるべきだ。別に自然なことなのだから。
参考リンク:Twitter @omoti194
マンガ:もちぎ , used with permission.
執筆:P.K.サンジュン
▼3万リツイート近くを記録している、
気づかず傷ついていたゲイの友達の話 pic.twitter.com/5wjuwm4pSd
— 望月もちぎ (@omoti194) January 17, 2019
▼こちらは、上司から「実は俺ホモやねん」とカミングアウトされた話。