加熱式たばこ市場は、「アイコス(IQOS)」の独走が続いている。2018年11月にアイコス3とアイコス3マルチの販売を開始して以降も、その状態は続いており、ライバルの「glo(グロー)」「Ploom TECH(プルームテック)」は何とか巻き返しを図りたいに違いない。
そんななか、ついにプルームテックの取り扱いを行っているJTが次の一手を明かした。2018年10月末にその存在が明らかになった新しいデバイス「プルームテック +」と「プルーム S」を公式サイトで紹介しているのである。そして1月17日には新製品の発表会を行う予定だ。
・低温加熱型のプルームテック+
新デバイスは2018年10月末に行われた「2018年度第3四半期決算説明会」の資料にすでに掲載されていた。プルームテック+は従来のモデルと同じく、低温加熱型でたばこカプセルをセットして吸気を行う。低温ながら吸い応えがあることから「プラス」と名づけられているようだ。
見た目は、加熱した液体リキッドの蒸気を吸気する電子たばこのデバイスに近い感じ。紹介されている本体の写真を見ると、吸口のところにたばこカプセルをセットして使用するようだ。
・高温加熱型のプルームS
一方のプルームSは、他の2つのデバイスとは形が異なっている。従来の製品がペン型であったのに対して、これは丸型。高温加熱型とのことだが、吸い方は資料から読み取ることはできない。
紹介されている写真では吸口が見えず。また、カプセルをセットする場所も良くわからない。どうやって使用するのだろうか?
・1月17日にサイトメンテナンス予定
ちなみに1月17日には、0時~11時の予定で公式サイトのメンテナンスを実施するとのこと。ということは、新デバイスの購入に関する何らかの変更が行われる可能性は高い。当初は3月頃の登場予定だったが、もしかしたら販売開始を前倒しするのだろうか。
いずれにしても、新デバイスの吸い応えが気になるところである。なお、喫煙は20歳になってから。公式サイトはID登録が必要となっている。
参照元:JT「プルームテック公式サイト」(JTスモーカーズID登録が必要)
執筆:佐藤英典