だんご、だんご、だんご三兄弟──という曲が空前絶後の大ヒットを記録してから、気がつけば約20年の月日が流れようとしている。もしかしたら最近の子は知らないかも……といきなり懐かしい話をしてしまったが、冒頭からなぜこうなったのかというと久しぶりに「だんご」を食べたからだ。深い意味はない。
ただ、普段と唯一違うのは無印良品の冷凍スイーツメニューにあった「みたらしだんご」を食べたこと。どうやら最近は、だんごも冷凍食品として売られているらしい。12個入りで税込390円(送料別)という値段だとリーズナブルな感じがするけど、どれくらいウマいのかなぁ〜。他の冷食と比べたらファーストチョイスになりにくそうなので、あえて食べることにした。
・オンラインで注文
最初に言っておくと、無印良品の冷食はどこの店舗に置いている訳ではない。わりと限られているし、近場じゃないと溶けてしまうため、オンラインストアで買って配達してもらうのがベターだろう。ていうか、そちらの方が断然ラクだ。
で、指定日に荷物が無事到着。袋から取り出したら12個のだんごがズラッと入っていた。ちなみに解凍方法は自然解凍で、室内で2〜3時間くらい置いとけばOKである。さっそく実際に放置してみたら……おやっ?
どうしても目玉の親父に見えてしまうのはさておき、なかなかイイ感じではありませんか。うっすら見えるタレも食欲をそそる色できちんと “みたらしだんご” している。視界良好。あとは味がよければ最高だ。個数が12個もあるだけに、編集部メンバーにも食べてもらった。そしてその感想はというと……!!
全員「普通にウマいですね」
なんとも当たり障りないコメントとなってしまったが、その感想が一番しっくりくる。突き抜けるほどのウマさはないけど、ウマいのはウマい。率直に「普通にウマい」となるのだ。しかし、それじゃただ単にだんご三兄弟を懐かしんで だんご を食べた記事になってしまうので冷食でない商品と違う点をピックアップしよう。
・いつでも食べられる
もっとも驚いたのは、冷食ながらモチッとしている食感がヒジョーによいことだ。最初、どうせお硬いんでしょ? なんてナメていたが、そんなことはなかった。あと、そのまま手でつかめるのも嬉しいポイント。つまようじを使ってもいいが、手がほとんど汚れないのでそのままつかんで口にポイッと入れられる。
サイズも一口サイズで食べやすいし、トロッと出てくる中身もいい感じ。だんご好きなら冷凍庫にストックしとけば、いつでも食べられるっていうのは嬉しいのではないだろうか。香料・合成着色料を使っていないことを考えたらコスパもいいし十分アリ。わんこそばみたいにバクバクとイケるってことはないが、平均点に達しているのは確かだ。
参考リンク:無印良品「みたらしだんご」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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▼ちなみにクリーム大福も自然解凍だった