2018年12月2日に放送された、漫才の頂点を決めるM-1グランプリ。「霜降り明星」が優勝し、栄冠を勝ち取った訳だが、「スーパーマラドーナ」の武智正剛さんと昨年の勝者「とろサーモン」の久保田かずのぶさんの上沼恵美子さんに対する暴言の方が話題になってしまった。
騒動が一通り落ち着いたなか、12月10日放送の『ビビット』(TBS系)が再び番組冒頭でこの話題を取り上げた。すると、コメンテーターのカンニング竹山さんは生放送であるにも関わらず、その内容に苦言を呈した。
・蒸し返す内容
番組では、問題の発言を振り返ると共に、上沼さんが今回の騒動について「興味ない」と見解を示したところまでを冒頭で紹介。その後、スタジオで発言内容を再び検証するというものだった。
意見を求められた竹山さんは、上沼さんが「興味ない」と言っていることで終わっているのに、なぜ蒸し返すのか? とコーナーの主旨に否定的なコメントを述べた上で、「非常にダサい」とまで発言したのである。
・賛否の声
このことについて、番組を見た人からは、竹山さんの考えを支持する声がある一方で、「もうコメンテーター辞めれば?」という意見もあり、賛否の声が上がっている。
放送内容については、事前に打ち合わせがあったはず。そのうえで、番組の内容に否定的な意見を、しかも生で述べるのはなかなか難しいはず。実際、竹山さんの発言後にMCの国分太一さんは話題の矛先を変える一幕も見受けられた。
いずれにしても、竹山さんが指摘するように、武智さんと久保田さんは謝罪し、上沼さんが「興味ない」と言っている以上、この話題はテレビで取り上げるまでもないものになったのではないだろうか。